ブルーインパルスが飛ぶ費用は医療関係へ、、、、

空自時代スキャン (153)

 
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d5bd018fa95e0ed27b526473d231dc833555d1

 広い世の中 やはり アホはいるものでブルーインパルスを飛ばす高額の費用は医療関係の費用に回すべきだというバカがいて、それを取り上げる浅はかなメディアがあるということは日本は本当に平和な良い国家です。

 憲法にあるように日本が世界一悪い国で、他の外国はすべて聖人君子なので日本に攻めて来たり、無垢の国民を拉致したり、尖閣列島や竹島、北方領土をかすめ取るような国がないなら、ブルーインパルスは辞めて、医療費に使うべきでしょう。

 ロシア、中国、南北朝鮮などの国がどうも隙あらばと日本を狙っているような様子ですし、攻めては来なくても軍事力を背景に日本人の意図に反して自由を奪って一定の方向へ取り込もうとするような様子がうかがえます。

 軍事外交状況とアクロバット飛行を公開するブルーインパルスと何の関係があるのだと普通の方は思われることでしょう。

 今は一応平和な時代ですから、空軍機がお互いに相まみえるという状況は殆どありませんが、大東亜戦争当初は日本ゼロ戦が圧倒的に強く、米軍はじめ英仏中国軍機は逃げ回っていたようですがそれは、日本のゼロ戦とそのパイロットの実力を実績から知っていたからです。

 今の時代は戦争をしていない国の間では、何らかの情報で相手方の空軍力を知る必要があり、空軍を代表するアクロバットチームがどのような機種を使ってどのような種目をどのようなレベルで演技するかは、大きな情報となります。

 日本のブルーインパルスは世界でも1,2のレベルにあり、しかも国産の機体を使用しています。

 不幸なことにカナダでしたか同じようなコロナ関連のフライト中のアクロバットチームの1機が墜落し、死亡者が出たようですがこれが軍の評価でなくて、偶然と慰めるのでしょうか。

 戦闘機は射撃、空中戦、編隊飛行などが基本中の基本で、編隊飛行はいかに正確に、またいかに統制が取れているかが、パイロットそれぞれの実力を表しチームとしての統制がどの程度が取れているかをプロがみたら、一目瞭然でしょう。

 中韓ロシア、北朝鮮には同じようなアクロバットチームを運用する技術も機体も統制力も、それを維持する経済的力もないのでしょう。

 もと一空団の戦闘機操縦課程の教官経験者の佐藤守空将が中国を訪問した折、相手方の空軍将官に、いつでもかかってきなさい、必ず落としてあげるからと言ってやったということをブログに書いておられました。

 ブルーインパルスのパイロットは戦闘機パイロットの中でも超優秀なものが選ばれると普通思いますが、実はみな普通の実力の者ばかりらしいですが協調力だけは重要視するそうです。

 我の強い、精強な戦闘機乗りはブルーインパルスなどにはいかないで現場で実力を磨いていることでしょう。

 ブルーインパルスの必要経費を削って、中国、朝鮮 ロシアになめられて、離島を取られて、本土へちょっかいを出せるという誤ったメッセージを送ってはなりません。
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ブルーインパルス コロナ医療従事者激励で都心上空飛行、、、

空自時代スキャン (255)

 

 https://news.yahoo.co.jp/articles/d2fc30299eb1602c19599275c22eec31267b7396


 昨日 航空自衛隊のブルーインパルスがコロナウイルスと戦う医療関係者などを激励するため、東京都心上空を飛行したそうです。

 公式ユーチューブを開いて待ち受けていましたが、アクセスが多すぎて中継には失敗したそうで、まったく見ることができませんでしたが、のちの多く動画を見て、多くの人々が空を見上げていた様子を確認しました。

 私が航空自衛隊に在籍していた50年前は、雫石事故もあって、日本国中 反自衛隊一色で隔世の感がありますが、それでも自衛隊は今も憲法上、認知されていないようですし、政党助成金をもらっている日本の公党で自愛隊の存在を認めない分子もおるようです。

 そんな中、ブルーインパルスは自衛隊の広報分野の先兵でその実績は高く評価されていて、60年以上の歴史を誇っています。

 私が戦闘機操縦課程に入った昭和60年当時は戦闘機操縦課程の教官がブルーインパルスの隊員を兼務していて、私の担当教官はブルーインパルスの編隊長のT3佐でほかにも日後半には隊員がおられました。

 その後専門の飛行隊として独立し,初代の隊長は同期生が就任しました。

 占領米軍のWGIPや反日野党などの影響で、いまだに自衛隊は法律的には確立した組織ではありませんが、大災害時の救助や復興支援などで、なくてはならない存在性を示し、国民一般からはすでに大きな信頼を勝ち取っていますが、今回のフライトで数百万人の国民の目を引き付けたことは大きな成果でしょう。

 今回のコロナ騒動では、半狂乱状態のメディアが日本人の気持ちをかく乱し、大きな恐怖に陥れてきましたが、命がけでたたかう医療従事者に目を向けることはありませんでした。

 ブルーインパルスは絶った一回のフライトでコロナと戦う国民の気持ちを一つにした大きなフライトでした。

電線が怖い、ヘリコプター、、、

206 (4)

 大昔、ヘリが墜落するのは農薬散布中のヘリが電線にぶつかって落ちるというのが定番でした。

 農薬散布がほぼなくなってからも、一定の比率でヘリが電線に引っかかって墜落すると言う事故は起きています。

 一方 飛行機 固定翼機が電線にひっかって墜落するという事故がないわけでもありませんが、ヘリに比べるとほとんどないと言ってよい数しか起きていません。

 その理由は簡単なことで、飛行機はその任務の過程で、電線にぶつかるような低空飛行が必要でないことで、よほど違法に悪さをするような飛行をすることが無い限り電線にぶつかることはありません。

 片やヘリは昔の農薬散布が始まったころは標準飛行高度が8メートル、その後散布する薬剤の改良で12メートルと上がったのですがそれが改善最後でした。

 一方電線は、普通12メートルの電柱か14メートルの電柱が標準で高圧送電線は原発連携の物は60メートル、これが交差するところでは最大高130メートルまであります。

 ぶつかって当然ということになります。

 電線は普通細いのでずいぶんと近づくまで見えませんし、悪いことに地形は常に平らではありませんので、電線鉄塔電柱は常に水平ではなく、上下に変化しています。

 さらに悪いことに電線はいつどこで、分岐、交差しているかわかわからないほど、複雑に張られていることも間々あります。

 一番複雑ないわゆる名所は、送電線パトロールで兵庫県の加古川という場所で北上する送電線にくっついて飛んでいくと、たった1キロ程度の区間で確か8か所もの分岐、上下の交差、が続き最後は上を交差する送電線の両端の鉄塔が山に隠れる地形で、いきなり線が目の前に立ちふさがります。

 さてこのような特殊な任務で飛ばなければ線に引っかかることはないと安心できない事情があります。

 飛行機は飛行場に着陸しますので、飛行場が設計設置の段階から、離着陸コースに電線など障害物がないことを条件にされていますので、飛行場に離着陸する航空機、もちろんヘリも含んで電線にぶつかる可能性はありません。

 ヘリは飛行場の他、ヘリポートに離着陸しますが、いわゆる認可されてヘリポートというものは、飛行場と同じ基準で設計設置され線にぶつかる可能性はゼロとなります。

 ただ離着陸の進入離脱コースの角度と空域が一般の飛行場よりは狭くなっていたり、やや急角度になっているのですが寝ていても線にぶつかることはありません。、

 ヘリポート飛行場以外の場所は、運航者が事前に調査検討して、ヘリポートと同じ基準を満たしているかを確認し、許可申請をして初めて離着陸が認められるので、飛行場やヘリポートと同じ条件で電線にぶつかる可能性はありません。

 ただし調査の段階で障害になる電線があることが分かっても、鉛筆をなめて嘘の申請をしても、許可権者が現地を見に来ることは殆どありませんので、許可は普通に降りることが多いようです。

 そりゃ危険だと思われるかもしれませんがその程度のことは日常茶飯事で、農薬散布でクモの巣のような電線の中を飛び回ってきた猛者には何ということはありませんし、飛行前には調査した担当者から、電線がありますのでよろしく!!と耳打ちされることもあります。

 さて 問題はここからで、救助特例のヘリは事前許可がなくても、どこへでも離着陸でき、低空でホバリングしても良いとなったのですが、おおむね離着陸中や低空ホバリング中、パイロットは普通大変忙しく、電線や障害物を見落とす可能性があったり、線が木や他の物件などに隠れて、見えいないことすらあることは、農薬散布の猛者連中の常識となっています。

 さて 農薬散布した経験のないヘリパイロットが経験のない場所への離着陸ができるでしょうか、低空ホバリングしてホイスト救助できるでしょうか。

 地上の救助隊員や消防隊員の支援援助を得てやりなさいということになっていますが、そのような支援指示を適切にできる消防隊員は果たしているのでしょうか。

 山岳救助ではだれもいないときもありそうですが、救助しないで見捨てるのでしょうか。

コロナでトータル医療費は減るか?、、、



 コロナコロナで大騒ぎしている日本ですが、どうもコロナのおかげでずいぶんと良いことも起きているらしいのですが、コロナの恐怖をあおるメデイアがその点に触れることがありません。

 新型コロナがはやったおかげで普通のインフルエンザが例年に比較して全然はやらないそうで、多い年には1000万人か発病し、3万人もの方がなくなるそうですが今年は3分の一以下だと言われています。。

 1000万人の発病者は開業医で受診し、検査を受けて薬を処方してもらいますので2回ないし3回受診し検査薬で少なく見ても5万円10万円程度の医療費を使うでしょう。

 少なく見積もっても、1000万人×5万円でおおむね5000億、下手をすると1兆円程度の医療費が開業医のところへ落ちないことになります。

 いっぽう コロナは1万5千人の患者で発病は1万人程度ですから、一人頭100万円の医療費を使っても100億円程度で済んでいますので、死ぬ人数が何千人も減り、医療費も1兆円とか5000億円少なくて済む計算で、コロナのおかげと言っても良い事態です。

 ということで全国の開業医は大ピンチで、コロナの患者を拒否したおかげで倒産の危機にある診療所が多くなるそうです。

 開業医の診療所は高額の最新医療機械や多数のスタッフの人件費、繁華街の高い家賃などで採算が厳しい所もおおく、インフルエンザや花粉症など季節病に売り上げを頼っているようですから、今回のコロナ騒ぎは大変なダメージのようです。

 また、コロナの影響のようですが歯科医院がガラガラで、どうも、外出自粛や感染恐怖の影響をまともに受けているようでこの部分の医療費の削減効果もありそうです。

 また全国の介護料人への訪問看護や医師歯科医師、入浴などの派遣が感染防止のため最小限にしているようで、この部分の医療費もかなり削減されそうな感じです。

 このような医療費介護費はすべて保険負担の対象なので、全体が減れば厚労省の予算執行も減ることになり、日本全体の医療費は5兆円7兆円の節約になることもあながち嘘とも言えないでしょう。

 さてこれがコロナの影響ですが日本の経済全体では5%GDPが落ち込んでも25兆円ですから、喜んでばかりはいられませんが、変動の範囲が兆円単位ですので、もし兆円単位の削減が起きたのなら、ぜひともドクターヘリのパイロットの養成育成制度を確立してほしいと思います。

 もっと言うと県警ヘリ、防災ヘリ、消防へリ、ドクターヘリなど、公的ヘリのパイロット育成制度を確立し、安定した人材育成をぜひともお願いしたいというのが今日のブログの結論なのですが、話が飛び過ぎました。

 不安定な民間ヘリ運航業者や弱小飛行学校では必要な技量経験を備えたヘリパイロットを安定的に供給することは困難ですので、何とかこの機会に出来ないものでしょうか。

 厚労省の予算が5兆円も余るならですが、、、、

三菱スペースジェット事業縮小 国内でも報道され始める

MRJ (23)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/ac3a8830df3fa127c4b98800d90605c8b8166924

 日本国内でも三菱スペースジョットの開発事業が縮小されるとの報道が出始めたようです。

 すでにこのブログの読者の方の情報と同じ内容の報道で、どうも煮え切らない内容のニュースで、三菱はMRJをどうするつもりなのかよくわかりません。

 これ以上金を突っ込むことは出来ないということはわかりますが、国の税金からすでに数千億円もの補助金を使ってしまったようですから、会社だけで辞めたというわけにもいかず、経済産業省とのある程度の話し合いは着いてはいるものの今後どうするかは決まっていないのでしょうか。

 それともやめることは決まっているものの、いきなり投げ出してしまうと責任問題が出て、補助金の返還や官民双方の責任問題があるはずでそのあたりの交渉をしているのでしょうか。

 報道内容を見ていると先日のアメリカ現地での情報と全く変わったところはなく、日本での開発製造面での情報があるはずなのですがメディアとは本当にいい加減なものです。

 航空機メーカーが新たな航空機を開発製造するためには、傘下の下請業者が何年も前から協力関係もって、多くの部品類の製造のため多額の設備投資をして、工作機械を導入しているはずで、生産に移行できないなら保障問題も出てくることでしょう。

 地元、中部地方を少しでも取材すれば何らかの動きはすぐにわかりそうなものですし、経産省の担当部門を取材すればどうなっているか程度はわかることでしょう。

 コロナの影響による世界的な航空不況を開発遅れの言い訳に使っていますが、航空需要が減速する場合、世界中の運航会社は中大型機をより小さな経済効率の良い機種に変更する可能性があり、MRJが当初目標としていた機体性能に合致する面が当初の予定通りに就航していたら、バカ売れする可能性すらありました。

 また、型式証明の新しい制度の不慣れのためなどと、外人技術者を多数雇用して改修に勤めていたようですが、それでも型式証明に合致する性能、安全性が証明できず、型式証明取得のめどが立たないようです。

 もともと、アメリカの型式証明を目指して設計し、様々な試験を経てテストフライトができるようになったはずで、普通なら小さな改修の積み重ねで何とかなりそうなところ、いつまでも立ってもめどが立たないのは大きな不具合が続出しているとしか考えられません。

 テレビ新聞、航空関係メディアすべてが三菱のありがたい報道発表を垂れ流すだけで、真実に迫る報道など望むべくもない有様です。

 賭けマージャンをしたなどと言うどうでも良いニュースで大騒ぎする暇があったら、数千億円の補助金は大丈夫かくらいは調べてもよさそうです。

 本当にメデイアは仕事が出来ない劣等生ばかりです。
 
 

1分1秒でも早く ドクターヘリパイロット、、、



 ドクターヘリは手遅れで死亡する可能性のある救急患者さんの命を助けることが第一の使命であると言われています。

 どんなに名医でも、どんなに高度な医療でも、どんなに良い特効薬でも、一度死んでしまった患者さんにとっては全く意味がありません。

 死亡に至る一歩手前で救命するには、何にも増して早く患者さんのところへ行くことで、そのためにはヘリコプターが有効な場面が結構ありますが、いわゆる急いで何かをするということは邪道であると言えます。

 ドクターヘリパイロットにとって何が有効か、何が必要かと言うと、ありきたりですが、間違わないでいつも同じように飛ぶということになります。

 重症患者だから急ぐ、軽症らしいからゆっくり飛ぶということはあり得ないと言えます。

 例えば離陸前のエンジン始動から飛び立つまでは、どんなに急いでも、どんなに安全のため2重3重に点検をすると言ってもそれで安全性が上がるということはありません。

 例えばどんなに急いでいてもエンジン始動は30秒かかりますし、その前後のスイッチ類の操作などで2分30秒以内に飛びたてることはあり得ません。

 そこで何が重要なというと、いつも同じことを同じ順序ですることを身に着けることで、少なくとも急いでいて何か間違ってやり直すことほど不安全で時間がかかることはないでしょう。

 着陸も全く同じ考え方で、いつも同じようなパターンを飛んで同じような減速率でアプローチすることで、自分のパターンから変える必要があっても最小限にすることで、間違いを最小限とします。

 ただし 最大元気を着けなければならないのは、自分が自らのペースで同じように手順を追っていても、他から入る情報でなどに惑わされることが大きな危険性を生む可能性があります。

 自分が順を追って手順を実行しているときに、急な無線連絡や、状況の変化などに窓わされる可能性があり、大事な時には少々無視して返信を遅らせることに引け目を感じる必要はありません。

 パイロットは決められと事、あるいは決めたことを無駄なく確実に行うことが結局は安全で早く飛べることになります。

黒川検事長 麻雀事件はメデイアが起こしたクーデター、、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/595dfbe46d7f0c0ef3bc88d6f27bf18966c36eab

 今日はドクターヘリから離れて純粋な政治問題を取り上げます。

 というのは日ごろから航空関係やドクターヘリ関係のニュースをもとに様々な意見を書いていますが、最近はコロナしかニュースはなく、いよいよ収束に向かう中で国民もコロナに飽きてきたので、メデイアは何か良いテーマはないかと黒川事件をでっち上げたようです。

 メデイアは自分ででっち上げた件であれこれ好き放題報道していますが、要するに何でも良いから安倍総理を早く首にしたいだけのようです。

 つまりマッチポンプで政権交代をさせた過去の甘い汁をもう一度ということのようですが、どうもやり口が下手すぎて、低級すぎて、本丸に迫るどころか自分の首を絞めるばかりです。

 安倍政権はすでに旬を過ぎてしまって、公約は何も果たせないどころか、だんだんと主導権を失っていっているように思えます。

 尖閣、拉致、竹島は明らかに無策ですし、経済はじり貧、コロナは恐怖をあおる専門家の言いなりと何も良いことはありません。

 メデイアのバカは自分で麻雀に誘っておいて、自分でバラシ、任命責任などと馬鹿なことで首を取ろうとしていますが、だんだんと蟻地獄に嵌って自分の首を絞めていくようです。

 前回の野党政権はメデイアの先導が功を博して、曲がりなりにも選挙で勝って政権が変わったのですから、策は簡単なことで、失政を突いて、選挙に勝てるような内容で攻め立てべきでしょう。

 モリカケ、コロナ、などなど全部失敗、積極姿勢を失った安倍政権では日本が良くなりそうにないのはわかっているのですから正当な政策議論で打ち負かし、政権を取るべきでしょう。

 尖閣を守り、拉致被害者を取り戻し、経済復興の糸口をつかめば政権は、黙っていても転がり込んでくることでしょう。

 ところが今のメディアや野党は今の状態よりさらに悪い方向へ行こう行こうとしているのですから、いかに安倍さんの失策を攻撃しても国民はだまされないでしょう。

 新聞社などが行う世論調査は何の信ぴょう性も公平性も、真実性もないメーキングなので、恥ずかしげもなく紙面に出すなと言いたいところです。

米空軍 パイロットの身長制限撤廃、、、



 https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20200523-00179842/

 アメリカ空軍がパイロットの身長制限を撤廃したというニュースが入っています。

 パイロットの身長は飛行機の設計上の問題で操縦かんやラダーをはじめ多くのスイッチ類に十分に手足が届くように作る必要があるからです。

 座席の前後上下の調整範囲を広くしたり、ラダーの長さを広く調整できるようにしたことで、身長制限を撤廃できるようになったのでしょう。

 特に戦闘機など一人操縦の場合は重要で、操縦装置以外には緊急脱出の射出座席が正常に機能するように身長が大きすぎても小さすぎても危険性があるということになります。

 このニュースで驚いたことにはアメリカの女性は意外に身長が低く、制限の163センチ以下の割合が44%もいて、パイロットになれなかったそうです。

 私たち同期生が空自の身体検査を受けたときには確か158センチ以上、195センチ以下であったと思いますが、158ギリギリ足りないものが頭を叩いてコブを作って通ったとかいう逸話があります。

 当時は裸眼視力が1.0以上で矯正はだめだったのですが、今はずいぶんと緩和されていて、メガネのパイロットも増えています。

 検査基準が緩和されると受験可能な者の数が増えるので当然競争率が高くなり、より優秀な人材を集めることができるのでしょう。

 米軍も女性の優秀なパイロットを増やすことが出来そうです。

 空軍などではパイロットになる当初の訓練でも億単位の費用が掛かるので、優秀な人材をより多く集めることと、年数が経過して体を壊して身体検査基準から外れる可能性の少ない心身ともに健康な人材をより多く採用したいことでしょう。

 昔は視力の制限が厳しかったのはやはり、年数の経過で視力が落ちる可能性の少ないものを採用したのでしょうか、そのおかげでがり勉、メガネタイプが受験できず、自分のような学力不足でも通ることができ大変幸運でした。

 さて昨日のスペースジェットの話題の続きですが、読者の方から重要な情報をいただきました。

 以下記事の翻訳です

  「 三菱重工業(MHI)は、「日本へのすべての活動を統合し」、問題のあるスペースジェットプロジェクトの米国事業を閉鎖することで、ワシントン州で数百人の雇用を削減すると発表した。

同社の広報担当ジェフドロネン氏は、「予算命令により、三菱航空機は海外拠点を閉鎖し、本社を日本の本社に統合する」とメールで述べた。 「これは米国の従業員の大半に影響を与えます。」

レントンにある米国の三菱航空機本社は閉鎖され、モーゼスレイクでの飛行試験作戦は中止されると彼は言った。

モーゼスレイクで飛行していた4台の試験機が保管され、5番目の飛行試験機(最初は新しい構成で更新)は、1か月前の計画どおりに米国に飛ぶことはありませんが、日本に残ります。


ドロネン氏によると、三菱はモーゼスレイクに4人の飛行試験機を保管し、維持するために「小さな乗組員」を確保する予定です。

三菱はまだ予算削減の詳細を検討しており、影響を受ける従業員の正確な数や解雇パッケージが提供されるかどうかは明らかにしなかった。ドロネン氏は、経営陣は「今後数週間でこの情報を従業員に直接提供する」と語った。」

 この記事を見ると三菱はすでに撤退を決め、後処理に入っているようです。

 1兆円はどうやらパーになったようです。
 

NHK ニュース スペースジェット

MRJ (15)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441331000.html

 何回も取り上げて、心苦しいほどですがついにNHKの7時のニュースで取り上げられてしまいました。

 コロナウイルスで航空需要が見通せない中、スペースジェットの開発開発計画を大幅に見直すという結論のようですが、ある意味コロナに助けられたということも言えそうです。

 開発は当初の見込みから10年遅れていていまだ実用機の納入見込みが立っていないようですから、コロナのせいではないことはだれが見てもわかります。

 当初の計画ならすでに量産体制に入っていて、世界中では少なくとも100機以上飛んでいるはずですから、コロナの影響で量産化はあきらめると言って決断する方が国家としても三菱としても傷が小さくて済むでしょう。

 ここでひとつ、ニュースになっていない、誰も言わないことを取り上げてみます。

 この小型旅客機はMRJ Mitubisi Regional Jet という名前で鳴り物入りで開発を始めたのですが、なぜか途中で訳の分からない、Spece Jet と言う名前にある日突然変更されて、部外者は唖然としましたが名前を変えた明確で誰もが納得できる理由はわかりませんでした。

 ここで私の想像ですが、アメリカに持ち込んで型式証明の書類審査を受けたところ、あまりに設計不備が多すぎて受け付けてもらえなくなり、大幅改良で再審査を受けるべく、社内で検討したところ、主要な構造部分などで、ほとんど初めから設計したほうが良いということになり、外人技術者を大量に雇い入れて再設計したのではないでしょうか。

 つまり見かけはMRJであっても中身はほとんど変わってしまい、型式申請を別物として行っているのではないかと想像します。

 名前を変えざるを得なかったという苦しい事情があったのではないかと思いますが、まさかそんなことは口が裂けても公表できないでしょう。

 ということで訳の分からない、スペースジェットという名前で、三菱の名すら入っていません。

 インドネシアで飛んでいたとき、イギリス人の石油技術者が私にお前の名はmitubisi かと言ったことがあり、なるほどIsibasi とMtubisiは語感が似ているんだと初めて実感しました。

 彼はmitubisi T2 やMU2を知っていました。

 機体の名前に三菱の名が入っていないのは誇りがなくなったということで、恥を小さく見せようとしています。


 

携帯が圏外でも位置特定 防災ヘリに、、、、

広島時代の写真 4×3 (48)


 https://this.kiji.is/603131156471497825

 AUが持ち運び可能な携帯電話の超小型基地局を開発したそうで、これを防災ヘリに積んで、山岳遭難者が圏外にいても通話可能にして、位置の確認もできるそうです。

 新潟県はこれを防災ヘリに実験し、実用化するそうです。

 実は大災害が起きるたびに現地へ飛んだ経験で、携帯電話が通じなくて困ったことが何回も起きています。

 せっかくの携帯電話が通話通信の集中や、停電による基地局の運用が止まったりして通じなくなるらしいのですが、掛けている本人委は何が原因で通じないのかわからないので、何回もかける必要があったり、携帯端末が基地局を探すらしくてそのたびに電力を多く使ってすぐに電池尾切れとなったのではないかと思いました。

 携帯電話が普及し始めた当時、飛行中のヘリからかけるのは違法だというような話を聞いていましたが、ヘリに積んで長距離を飛ぶと基地局の切り替えが多発して、着いたら電池切れだったというような経験があります。

 阪神大震災の時、広い地域で長時間停電しましたが、携帯電話基地局には非常用のバッテリーがあってその電力を使ってしまうと2日程度で基地局は機能停止してしまうそうで、バッテリーをヘリで運ぶようなこともあったと記憶しています。

 NTTなどの全国ネット中継は今はすべて光ファイバらしいのですがファイバ以前はマイクロい回線で山頂の中継局同士で全国をつないでいました。

 中継局にはヘリポートが着いていて、台風や地震で電源の商業電源が切れるとジーゼル発電に切り替わり、年恵労がなくなるとバッテリー、そして電源が完全亡くなるまで、確か2日以内にジーゼル発電機の燃料をヘリで運んだことが複数回ありました。

 それは中継局への立派に整備された道路ががけ崩れや豪雪で車が通れなくなった場合です。

 今回開発された超小型基地局はヘリにも搭載できる、7キロ程度の物だそうですので、大災害時のヘリの集結基地付近のぜひ一台配置してほしいものです。

 大災害時に救助、救難に携わる関係者が優先的に使える回線がぜひとも必要と考えますが、何とかならないものでしょうか。
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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