福岡 奈多ヘリポート 運用開始、、、

https://www.fnn.jp/posts/2020032600000003TNC
混雑していた福岡空港に駐在していたヘリ23機が新しくできたヘリポートの移転し、26日から運用を開始したそうです。
福岡空港は滑走路一本しかないうえ、定期便の離着陸回数があまりに増えて、ヘリの離着陸が定期便に影響しお互いに待機するような状態が長く続いていたそうです。
福岡空港は日本の空港にしては珍しく、ヘリが24時間離着陸できる珍しい空港で、夜間早朝のヘリ取材でき、一度広島から飛んで行って、朝暗いうちに離陸した経験がありました。
広島西飛行場のすぐそばにある、広島刑務所からオウムの上祐が朝6時過ぎに出所するのをヘリで撮るために、西飛行場に早朝離陸の許可を願い出たところ、許可にならず、わざわざ24時間運用の福岡空港へ前日に入り、5時前に離陸して広島へ飛んで撮影し、7時半の西空港の運用開始時間に燃料ぎりぎりで着陸したことがありました。
空港はどこも早朝深夜の離着陸は中々認めてもらえないことが続いていましたが、大災害や大事件の頻発でだんだんと許可を出すようになってきましたが、それでも24時間飛べるところは貴重な存在で、今回の奈多ヘリポートは初めから24時間運用を前提に整備されたのでしょう。
東京もヘリが深夜に飛べない状況が続いていて、桶川飛行場か浦安ヘリポートの独占でキムタクのグッドラックの撮影で深夜の羽田空港を撮るために。浦安を11時に離陸したことがありました。
今回の奈多ヘリポートは結構都会に近い割には狭い半島の適地で昔は米軍の雁ノ巣飛行場があったところだと思います。
バブル時期に全国あちこちにヘリポートを作りましたが、結果的にうまく実用に供していな例もあり、農道空港と同じく行政の失敗例ですが、今回の場合は現にある需要に基づいていますので、費用対効果は別にして、誰も飛ばないというようなことはなさそうです。
スポンサーサイト