今度は搭載用航空日誌で運休、、、、

ヒラタエプロン サーブ (1)

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000003-awire-soci

 ニュースによるとJ-AIRの伊丹大分便が搭載用航空日誌を他の機体のものを間違って搭載して飛んでしまい、折り返し便が飛べなくなって運休したというニュースが入っています。

 さすがに大阪発なので、最近あまり面白くない吉本新喜劇よりも面白い喜劇を演じたようです。

 と言っても当事者は喜劇で済まない問題で、アルコール検出で懲戒免職になるくらいですから今回は間違いなく懲戒免職以下の処分はないでしょう。(冗談ですが、、、)

 機長の出発前の確認事項で当該航空機の整備状況などを航空日誌で確認することになっていて、不運なのは他の同型機のものを間違って積んでしまったということですから、整備状況の確認はできていなかったか、いつも形式的に機体に搭載するだけで、確認はしていないということなのでしょうか。

 いずれにしても日常の飛行前のブリーフィングや確認行為が形式的になっているということの現れでしょうか。

 航空機の搭載書類不備や免許不携帯などでは現行の法規定では飛べないとしか言いようがありませんが、何事も電子化した進んだ現代において、現物がそこになければと飛べないと言って知らぬ半兵衛を決め込むのはあまりに乗客無視でいい加減にしろと言いたくもなるしょう。

 もしどうしても書類の不備を追求するなら、機長の出発前の確認事項の不履行を追求するべきで、書類の不備は直接安全性には影響ありませんが、確認事項の不履行は直接不安全につながります。

 つまり多くの点検事項はチェックシートなどで行うことで十分であり、そのチェック事項で不十分な点があれば、直接現物の搭載用航空日誌や審査記録、身体検査証明期限などで見ればよく、いつもすべての書類関係を全部チェックしていたら離陸まで2時間くらいかかってしまいそうです。

 もう一つ言えることは飛行する機体が故障やトラブルでいきなり対応の利かない危険性がないように、多くのシステムや計器類などが一つが壊れても何らかの代替システムなどがあるのが普通であるのに、ちょっとした書類の不備だけで全く飛べないという制度はあまりにも硬直したお役所仕事の典型であり、電子化でいくらでも確認の方法があるのにそれを取り入れない態度はあまりに前近代的と言えるでしょう。

 法を改正するなり、運用で含みを持たせるなど、いくらでも方法がありそうなものですが石頭で利権死守の連中にそれを期待するのは無理なようです。

 毎週、毎月、アルコールや書類不備で運休遅延を連発して、世間の笑いものになって、吉本新喜劇に勝るようにするとよいでしょう。
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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