中日本航空204B重大インシデント???

204 (5)

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00753601-hokkoku-l17

 16日 石川県の小松市の山中で中日本航空の204Bが送電線工事の鉄塔部材を吊り下げて飛行中、鉄塔材をカバーしているプラスチック製のカバー2キロを落としたことが重大インシデントに当たるとして、安全運輸委員会が調査に入ったそうです。

 吊り下げてるものが落ちても被害が出ないように、人や人家の上を飛ぶことが許可されない物資輸送中のヘリから物が落ちて、山中で見つかったそうですから、重大な事故に直結しかねない重大インシデントとはとても思えないのですが、安全運輸委員会が調査するのはこのような事例は重大インシデントに入ると決めているためです。

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190717-00000062-jnn-soci

 昨日 大阪から羽田に向かったANA機がエンジンの潤滑油系統の異常を示したため羽田に緊急着陸しましたが重大インシデントではないようです。

 このニュースの伝え方から重大インシデントではないような口ぶりなのは、潤滑油系統に本当に異常が出たのか、計器指示が間違って異常を示しただけなのかわからないような伝え方となっています。

 本当に潤滑油系統に大きな異常が出るとすぐにエンジンを止めないと大爆発する可能性がありますので、重大インシデントになる可能性があるのです。

 ただ単なる計器指示の異常で、念のためにエンジンを止めて着陸すれば重大インシデントではないと決めていたら安全運輸委員会の調査は行われないでしょう。

 しかし200人以上の乗客が乗っている旅客機のシングルエンジンとヘリが吊り下げている荷物の2キロのプラスチックカバーを想定される山中に落とすことのどちらの危険性が重大かはどんな馬鹿でもわかりそうなものですが、規定で決まっているから調査するということでしょう。

 それにしてもこの2件以外に17日 成田からマカオへ飛んだエアーマカオの便がエンジン故障で成田へ引き返すなど、毎週何らかの異常運航が起きています。

 つまり安全運輸委員会は重大インシデントの取り扱いについて十分に考慮して調査をしないと、大事故の芽を摘みそこなって大変なことが起きる可能性が高いと言えるかもしれません。

 
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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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