長野県防災ヘリ、近況、、、、

11月1日防災ヘリ 007

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00356113-sbcv-l20

 長野県防災ヘリが2017年3月訓練飛行中に墜落し、9名全員が死亡してからすでに早いもので2年半も過ぎ、その間群馬県防災ヘリが墜落するなど波乱万丈の防災ヘリです。

 先日は群馬県防災ヘリ事故の犠牲者の慰霊祭のニュースが流れていましたが、相変わらず慰霊されるのは派遣されていて犠牲になった消防隊員だけで、東邦航空から派遣されていたパイロット整備士はいまだに加害者であると思われているようです。

 さて長野県防災ヘリはその後、他県で防災ヘリを受託している民間会社からヘリとパイロット整備士を派遣する契約で比較的難易度の低い内容のフライトから徐々に活動範囲を広げていくという方針で飛んでいたようです。

 その後自衛隊OBの安全管理者と航空従事者試験官出身の機長要員が採用されて運航を続けているようです。

 今回のニュースでは墜落したヘリの代替機として同じベル412を導入し、来年10月に納入されること、ヘリの名前とカラーリングは事故機と同じものを踏襲するということだそうです。

 さてニュースの最後にさらっと書き加えてある情報なのですが、県の発表でもさらっと流していたのでしょうか、現在民間会社から派遣されているヘリが車の車検に当たる整備に7月9日から入っているということだそうです。つまり今は飛ぶヘリガない状態なのですがなんとこれから5か月間もかけて整備検査をする予定だそうです。

 つまり5か月間パイロットは飛行することが出来ず、派遣されている消防隊員もホイストなどの訓練が出来ず、もちろん災害救助の出動もできない状態が続くそうです。

 車検にたたる点検整備検査は耐空検査と言い、日本国内では通常はひと月から2月かかるようですが、1980年当時私が飛んでいたインドネシアでは1日で終わります。

 耐空検査は毎年ありますからまさか毎年5か月間も飛べない状態が続くなら、初めから2機買う必要がありそうですが整備点検で運休することは気にならないのか、あるいは点検整備する整備要員がいないのかどういう理由なのか大変気になります。

 このような常識外れの整備点検検査をするならば、全国の防災ヘリの耐空検査時の代替専用機を10機以上準備しておいて、順繰りに回すことが絶対必要でしょうけれどもそのような動きがないのはどうしたことなのでしょう。

 各県が好き勝手にバラバラの機種を導入しているので、代替機の準備も大変でしょうけれども、整備点検検査時の運休を避ける何らかの対応はぜひとも必要でしょう。

 何か月もパイロットや隊員が飛べないでぼさっとしているのは余りに醜いと言えるでしょう。

 長野県防災ヘリの近況のニュースで雑感を書いてみました。
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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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