多発する航空事故インシデント、、
最近はというか、このごろ航空事故やインシデントが連続して起きています。
通信網やネットの発展で、過去には取り上げられることがなかった小さな情報も全世界に一瞬のうちに伝わるので、当然航空関係のトラブルも多くなったような印象を受けるのかもしれません。
ここ1週間内には、大島空港自家用機オーバーラン、ANA 関空 油圧オイル漏れ、ロシアで緊急着陸機、火災で死者多数、JALのパイロットが搭乗後の飲酒検査忘れ、福島空港で訓練機がパンク滑走路閉鎖、少し思いつくだけでもこれだけあり、実際はもっとニュースになっていたかもしれません。
少し期間を延ばしてみると、定期便の機体が故障するトラブルが最近多いように印象を持つのですが、故障の発生率や交渉による定時性の低下が見られるのかどうか気になるところです。
数年前に定期便各社の定期修理点検を経費削減や人員不足で中国の整備会社に外注していることが話題になり、このことがトラブルが多い原因の一つになっていると言われ、その後はどうなっているか気になるところです。
マスコミの大きな役割は、事故率がそれほど高くもない高齢者の運転免許取り上げキャンペーンをしたり、消費税を2%程度上げても1000兆円の国の借金を削減するのに全く貢献しない程度の増税を不況を恐れず賛成したり。温暖化やリサイクルなど科学的根拠のない政策をあおったりしていないで地道な調査報道をするべきでしょう。
航空の小事故やインシデントの報道がない日がないほどですが、果して確率が上がって危険に近づいているのか、あるいは実数が航空需要の発展の割には少ない確率で安全性は向上しているのか、正しい情報分析を取り上げてほしいものです。
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