大津市園児死亡事故、、、
8日10時過ぎ、大津市の湖岸道路で事故で暴走した軽自動車が散歩に行く幼稚園児の列に突っ込み、2名が死亡し、1名が意識不明の重体、その他多数の重軽傷者が出る悲惨な交通事故がまたしても起こりました。
大きな暴走事故と言えば亀岡市で10年ほど前に起きましたが、小学生や幼稚園児の列に突っ込む事故は定期的に起きていて、なかなか根絶することは難しいようです。
今回の事故の直接の原因は、右折しようとした車の運転手がよく前を見ないで飛び出したところへ差し掛かった軽自動車が避けきれずに衝突し、そのはずみで幼稚園児の列に突っ込んだようです。
事故直後は列に突っ込んだ女性の運転手も逮捕されていましたが、過失の度合いが低いと言うことで釈放されたようです。
この事故は滋賀県のドクターヘリの基地病院からヘリで5分の位置で、しかも琵琶湖岸にすぐ近いところなので、着陸可能な場所は多数あり、しかも重傷者多数というドクターヘリの摘要症例の最も有効な事例でした。
ところが報道を注視していましたがドクターヘリは出動しなかった様子で,どうしたのかなという思いです。
ドクターヘリ基地病院と同じ程度の距離には滋賀県立医大があって、複数の病院へ収容されたものと思いますが、ドクターヘリ基地病院としては事故の報を受けて、救急医を全員現場へヘリによるピストン輸送しても良い事例だったように思います。
確か亀岡の時には大阪のドクターヘリと豊岡のドクターヘリが出動し、この件がきっかけで大阪のドクターヘリが京都府へ飛ぶ協定ができたように思います。
次はこの事故の別の切り口です。
マスコミは、最近、高齢者の起こす悲惨な交通事故を集中的に取り上げ、高齢者は免許を返納しろと、法を超越する、うるさいキャンペーンを行っています。
事故を起こす年代別確率は70代までは普通、80台で少し上がる程度で、10代20代が圧倒的に高いことを無視して年寄りいじめをしています。
また性別による事故を起こす確率は女性は男性の2倍と圧倒的に事故を起こしやすく、このことに口をつぐんで女性に免許を返納しろと言うキャンぺーンはタブーとなっているようです。
この事故は女性同士による悲惨な事故ですが、もし片方が男性ならこれほど悲惨な事故にならなかった可能性があるかどうかを、科学的に検証する必要があるでしょう。
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