自衛隊 女性パイロット50人も、、、、
自衛隊の女性パイロットについての記事が出ていましたので感想を少し書いてみます。
自衛隊には航空機のパイロットが何人在籍しているかは、ある意味防衛機密なのかも知れませんが、おおむね3000人程度ではないでしょうか。
女性パイロットは50人弱であると記事では書いていますので、2%以下と言うことになります。
医師は31万人の内、女性が占める割合は20%程度で先進国中最低出すが増加中となっているそうです。
たぶん、日本のプロパイロットの総数は民間自衛隊を合わせて1万人程度ですが、女性は100人にも満たない程度ですので、1%を切っていることでしょう。
民間ヘリコプターになるとさらに少ないと思われ、警視庁や海保に数名程度見られる程度で純民間には今現在はいないのではないでしょうか。
医師でもパイロットでも女性でなろうと志す人は一般的に学力は男性より高い事が多く、学科試験ではおおむね上位になる事が多く、合格しやすいのですが、実際の仕事は学力だけではないので、試験判定でいかさまをして、女性を不利にして落とさないと、上手く廻っていかない恐れがある事が確実ですので、選抜する場合に手心を加えることになっているようです。
医師の場合女性が20%程度もいて、今も増え続けているという事は女性に向いた分野も多くあって、志願者も多いということなのでしょうけれども、パイロットの世界は仕事の特殊性から女性の進出が遅れていると言うことでしょう。
民間ヘリの世界に女性パイロットが極端に少ないのは、運航会社などが小規模で処遇が不安定で低いこと、訓練や教育が行き届かないこと、事故が多いこと、野良仕事のように一日中野外でトイレもろくにないような環境の問題など、多くの高いハードルがあります。
この点同じヘリでも自衛隊や、警察海保などには比較的女性が入る余地があると言え、多くの優秀な女性がパイロットに挑戦している事は、喜ばしいことでしょう。
女性の場合、男性に混じって訓練を始めるに当っては、選抜が厳しく優秀でまじめな性格の人が多く、おおむねパイロットの資格を取る程度までは優秀な成績らしいのですが、その後の結婚や出産を経て、最終的にどの程度のレベルまで伸びるかと言うことになると、男性に比して不利なようです。
また自衛隊の場合、戦闘機や戦闘ヘリなどのような直接戦闘行為に女性を当てる事が良いのかどうかも、他国では良くても日本としてどうあるべきかも課題でしょう。
輸送機や救難ヘリなど飛ぶことに関しては多くの職種があり、また民間ではドクターヘリの機長などは女性に是非挑戦して欲しい分野であろうと思います。
いずれにしても医師より遥かに高い倍率と、エルミネイトの壁を超える必要があり、挑戦に勝てば良いのですが、負ければボロボロとなりかねません。
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