佐賀、長崎応援協定と豊岡2166回出動、、






 早いもので今日はすでに4月1日 新しい年度が始まりました。

 ニュースによると今日から佐賀県と長崎県のドクターヘリが連携を始め、お互いに出動中に新に要請が入って、すぐに対応できないときは応援しあうそうです。

 さて豊岡の前山先生のブログによると、豊岡ドクターヘリの昨日で終わった昨年1年間の出動回数は2166回であったという報告がアップされています。

 さらに同じ期間、24時間運用をしているドクターカーの出動回数は2462回だそうで、豊岡と長崎佐賀で行なわれているドクターヘリの運航は、同じドクターヘリと言う名前ですが、まったく内容的には別物であると言えそうです。

 さらにドクターカーが昼夜通して24時間、運用されていますので、豊岡病院が受け持つ地域にあっては重症患者はすべて、ヘリかドクターカーで対応しているのではないかと思われます。

 そういえば豊岡で飛んでいた時には、病院へ救急車で患者が運ばれてくる回数が非常に少なかったような気がします。

 また受け持ち区域外へ飛ぶことはほぼゼロで、また隣の大阪ドクターヘリなどに応援を依頼することもありませんでした。

 若い救急医がどんどん志願して豊岡へ集まってきていましたが、あらゆる症例を短期間に経験できる最高の修行の場となっていたようです。

 人口当たりの救急事案発生件数は県ごとにそれほど大きな差はありえないでしょうから、ヘリやドクターカーでどの程度の症例まで対応しているかが、出動回数の差となっているのでしょう。

 救急事案は急変や家族や本人などの見立て違いで、重症化する可能性があり、できればヘリやドクターカーで救急医が早めに診察することには異論がないと思います。

 というのは出動回数の少ない県から豊岡を見ると、必要のない軽症患者に飛んでいるのではという、横槍が入る傾向がありますが飛ばないより飛んだほうが良いに決まっています。

 応援協定も非常に大切な連携ではありますが、たまにある重複患者で隣の県へ飛ぶくらいなら、2名ドクターで飛ぶとか、ホットロードでピストンするほうが他県へ飛ぶより早く対応できることも多いので、応援協定を結ぶなどは、普段それほど暇なのかと言うことにもなりかねません。

 ほぼ県別に配置されている、ドクターヘリが一日に1回か2回飛ぶことが普通なのか、それとも平均10回近くも飛ぶことが理想なのか、ドクターヘリを統括する医療分野の厚生労働省や、救急の総務省などが積極的に様々な検討をして、どうあるべきか指針くらい出してもよさそうですが、無言です。

 
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Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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