東北で山火事相次ぐ、、、、
連休の終わった8日、宮城福島岩手の東北3県で山火事が相次いで、民家11棟も焼けてしまったそうです。
URLのニュースを読むと少し引っかかるところが2点あるので取り上げておきます。
山火事は乾燥とフェーン現象で春に集中すると書いていますが、フェーン現象で起こる大火は日本海側の都市地域で、最近では新潟県の糸魚川で発生しましたが、ニュースでも気象庁でもフェーン現象であるというのがずいぶんと遅くなっていました。
典型的なフェーン現象の起こる気圧配置であるにもかかわらず、大火に注意と言うような注意喚起はまったく無かったどころか、どんどん燃えていてもフェーン現象という言葉すら長く出ることはありませんでした。
春の山火事は冬場から続く少雨の機構で乾燥しきった山へ、4月5月、暖かくなって、山菜取りやハイキングで人が入るためです。
春にフェーン現象が多く起こって山火事が多く発生すると言うことは結びつかないと思います。
もうひとつニュースの中で岩手県は防災ヘリを山林消火ために派遣したが、強風で近づくことが出来ないため、自衛隊にヘリの派遣を要請し、八戸の陸上自衛隊のヘリ2機が消火に当たったとしれっと書いていますが、ヘリ関係者としては大変気になる内容です。
防災ヘリは全備重量5トン程度の中型機で八戸の自衛隊ヘリは調べたところ同じ程度のUH1Jのようなのですが、なぜ自衛隊機が飛んで防災機が飛ばなかったのかわかりません。
ただの誤報かもしれませんが、もし事実なら議論があるところでしょう。
私は自衛隊がてっきり大型のCH47ではないかと思い込んでいましたがそれでも防災ヘリが飛べなかったなどと報道されたのが誤報なら抗議するべきでしょう。
東北山火事のネットニュースを読んでふと疑問がわきました。
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