いよいよ大晦日、、、








 今日で2016年、平成28年も終わりです。
 
 月日の経つのは早いと言いますが、それは特に高齢者にとってはより実感し、東北震災へ飛んですぐにヘリを降りましたのではや5年も過ぎていしまいました。

 そのさらに、5年ほど前にドクターヘリに乗り出したので、早10年、そしてそのときに確か中学生だった孫がいよいよ来年からヘリのパイロットへの入り口に入ります。

 そしてこのブログもあと半年ほどで満10年、それにしてもよく続いたものです。

 例年大晦日の日にはドクターヘリ10大ニュースを取り上げるのですが、正しく10大ニュースを取り上げるにはかなり準備が要るので今年はやめにします。

 神奈川東海大ドクターヘリの墜落事故がトップニュースであることは間違いなさそうで、この事故原因は昨日書き込みで質問いただいた、横風でテールローターに食われる馬力が急激に増大すると言う、比較的新しい設計のヘリの弱点に原因しています。

 この件の解説は後日にさせていただきます。

 ヘリコプターなど空を飛ぶものは風に影響されると言うか、自分も横風だけでなく、いろいろ毎日変わる風に翻弄され、助けられて飛んできたので、すぐ近くにある、風を祭る神社、龍田大社へ初詣でお参りすることが20年以上続いています。

 龍田大社は歴史上ほぼ実在が確かだと言われる、10代 崇神天皇が風水害や疫病を治めるために創建されたと言われている大変由緒正しい神社です。

 この神社の20年以上前に行われた修理改築の時に使用された木材は自分自身が204Bで吉野の山から搬出したものが使われていて大変光栄に思っています。

 と言うことで紅白が終わったら、龍田大社へ参り、その足でガイドの拠点の聖徳太子ゆかりの達磨寺を訪れて新年が始まります。

 読者の皆さんにはご愛読、ご支援、大変ありがとうございます。良い年をお迎えください!!
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変わるかマスコミ、、、、、




  今日は久しぶりにヘリねたから離れます。

 戦争中は朝日新聞をはじめとするマスコミは右へ倣えで戦争をあおっていたそうで、逆に軍人の上層部は戦争に反対していたそうです。

 戦争に負けるとけろっと態度を180度変えて、GHQにへいこらして軍部をなじりだしたのは敗戦と言う大混乱期に生き残るためにある程度は仕方がなかったのかもしれませんが、日本人としては潔さがまったくない腑抜けと言うより評価の仕方はないでしょう。

 さて、東北震災までは放射線被爆限度、一般人年間1ミリシーベルト、原子力関係従事者年間最大20ミリシーベルトと規定がありましたが、そんなものには目もくれず、ほんの微量の放射線がもれただけで、すべての新聞は1面トップで、テレビではこれでもかと大騒ぎしていましたが、そろいもそろって全員がなぜ豹変してしまったのでしょう。

 慰安婦は朝日が捏造だと認めたはずですが、いまだ全体的な態度は慰安婦がさもあったかのように記事を書き続けていますのはなぜなのでしょう。

 南京大虐殺も、中国韓国侵略もまったくでっち上げであることなどほとんどの日本人は気がついていますし、太平洋戦争はアメリカが石油鉄鉱石などの禁輸がきっかけで、しかもアメリカは空母を避難させて置いてわざと奇襲させたのではないかと言うこともほとんど事実でしょう。

 中韓の靖国神社参拝の非難などまったく虚構で、ずっと知らない顔をしていたところへ朝日新聞が御注進して始まったことなど誰でも知っているようです。

 昨日のテレビ新聞などでは中韓が怒っているいると言うような切り口で、マスコミ自身は怒っていないような態度に変更してきていますので、そろそろ、子供だましも通じなくなってきたことを悟っているのでしょう。

 中国が尖閣へこれでもかとちょっかいを出し続けているのは、以前のようにもっと金を持って来いといっているのでしょう。

 そうでしょう、、、2Fさん、、、

 明治時代にアメリカがハワイ王国を侵略して取ったのは、当時ハワイ王国が日本へ助けを求めたのを日露戦争で余裕がなく助けることが出来なかったそうです。

 そのハワイへ日本が奇襲したのも、言ってみれば敵討ちで、白人支配への初の大反撃であって、多くの被支配国家にとっては大快挙と写ったことでしょう。

 もはや白人支配国家群の悪行はすべてばれていますので、有色人種国家の中韓だけがおかしなことをわめいていることはおかしいのは常識で、この状態を見据えてマスゴミはどのように変身する気なのでしょうか。

 今、判断を誤って、うじうじしているとテレビ新聞は消えてなくなると言う事態を避けることが出来ないのかもしれません。

 私は偏向新聞やNHK、その他テレビは深い思想的な思慮はなく、タダ単に中韓、北朝鮮への日本国家からの補助金から還流している汚い金で動いているだけで、金の切れ目が縁の切れ目で態度を変えるように思います。

 放射線規制値の問題で気違いじみたほどの、大変厳しい報道姿勢であったのも、逆に一挙に全員が態度を変えたのも、ある筋から大きな金が動いたのではないかと邪推してしまいます。でなければ報道姿勢は6.4とか7.3に分かれるはずで全員一致などありえないでしょう。

 もちろん金は組織へ入るのではなく、各部門の個人へ狙い撃ちで入っていることでしょう。

 金丸さんの家の床下には金塊がごっそりとあったように、、、

 

ヘリ運航はパズルをやるようなもの、、、、



 ベル205Bが富士重工で開発され、いよいよ寿命が来る204B-2の代替機として大変期待され、鳴り物入りで業界に入り、飛ばし始めました。

 おおむね1000時間ほど飛んで結局は採用されずに富士重工へ返してしまい、その後物資輸送で飛ぶことはほぼなくなってしまいました。

 1000時間のうち500時間以上は自分が飛ばしましたので、その欠点も長所もほとんど手に入りましたが、当初の売りこみどうりの性能が現場では出せない、出ないことが確認され、期待はずれに終わってしまった上、1000時間点検の最中にエンジントラブルを起こして、滑走路上にホバリングオートローテーションで着陸する羽目になってしまいました。

 何が期待はずれだったのかと言うと、ちょうど奄美のドクターヘリ、アグスタが増加タンクを装備している、ウエザーレーダーを装備している、巡航は150ノットも出る、全備重量も拡大された、と様々な改良強化された機体がそのまま期待される性能を遺憾なく発揮できるかどうかは、設計改善とは違った結果が出ることもあるということです。

 205Bは212の機体に単発軽量のT5317Bと言う、当時はすでにメーカーが変ってしまっていましたがアメリカ製の、1800馬力のエンジンを搭載しているので、有効搭載量が増え、富士重が裸の状態で2.4トン吊り上げたと言う売込みがヘリ会社営業へ強くあったようです。

 当時関西電力で巨大送電線工事の終了間際の鉄塔部材を集中的に空輸する時期を迎えていて、1.8トン前後程度に設計された鉄塔材が数千本も輸送時期を控えていました。

 当時使用していたヘリは、平均すると運べる重量は小型が204で1.3トン程度、そして332が3トン程度ですべて重量単価で空輸していました。

 332ではほぼ2本ずつ運べるのですが困ったことに、2本束ねると部材同士が運搬中にこすれあって、防錆の鍍金がはがれるため、2本まとめて運ぶことが出来ず、かと言って204では無理なので、332の性能の半分しか売り上げが上がらない大変効率の悪い仕事になりそうでした。

 飛行場で裸で2.4トン吊り上げた205Bがまさか1.8トンの部材を運べないなどとは想像もせず、現場へ投入して使い始めるとなんと1.8トンはおろか1.6トン程度が限界で、204Bとほとんど変わらない性能でしかありませんでした。

 正対風では2トン上げる高性能が出ても、ローターの翼型とテールローターの形状性能から横風になると一挙にホバリング性能が落ちて、1.6トン以下の吊荷で何回落ちそうになったかわかりません。

 ヘリコプターの最大性能は条件によって大きく変わり、いつどのように変わるかは相当使いこんで、かなり危険な目にあわないと手に入らないと言うことは確かです。

 営業がメーカーの売り文句を真に受けて、客に2トン程度は軽く運びますと言うようなことを言わないで導入されていたら、言われのない非難を受けることなく、順調に204Bの後継機になったかもしれません。

 1000時間も飛ばしてみて相当部分手に入り、うまく使えば物になりそうだとほぼ見通しが付いた時に重大なエンジントラブルに見舞われて、会社はついに投げてしまいましたが、かなり良い出来の良いヘリであったとも思うと惜しいことをしたものです。

 奄美大島ドクターヘリAB109は増加タンクが着いているから、少しくらい遠距離でも安心などというほど単純なものではないことが昨日の枕崎給油でわかったことでしょう。

 いや現場は初めからわかっていたのでしょうけれども、外部には増槽が着いている、WXレーダーがついている、重量制限が拡大されたからより安全です、と言うしかないことは確かでしょう。


奄美大島ドクターヘリ、いきなり実働、、、、




 鹿児島県の2機目のドクターヘリ、奄美大島ドクターヘリが本日から運航を始め、初日からいきなり徳之島から鹿児島へ2歳の子供を搬送したようです。

 天候は小雨から曇り、やや悪い程度ですが冬型の気圧配置の影響で北西風が10メートル以上吹いていたようですから、やや悪い天候の中無事終えてご苦労様です。

 マスコミや県、その他多くの関係者が見守っている中ですから、大変だったことでしょう。

 やはり予想したように他の県、地域のドクターヘリとはやや違った任務、つまり長距離の病院間搬送任務が相当の比率でやることになりそうです。

 通常、ドクターヘリの病院間の搬送はそれほど多くなく、重症急性の急病や大怪我の場合で現場へ直行することがほとんどなのですが、離島の場合はより高度な治療を受けるための重症患者の病院間搬送がかなりの割合でありそうです。

 このような場合の出動は、それほど急に出動要請が入ることは少なくて、元の病院と受け入れ病院との調整や、患者さんの移動のための準備や症状の安定性を見て、時間を決めての出動となることが多く、運航要員も医療要員もかなりの程度の準備が出来る時間があることが普通です。

 ですから、天候の見極めや、給油の計画などもある程度の時間をとって準備が出来ますので、普通は防災ヘリや自衛隊ヘリが受け持っている任務と同じようなもので、通常のドクターヘリが出動要請で5分以内に離陸していくような余裕のないフライトとは少し趣が違います。

 とはいえ運航をはじめたということはいきなり、超難易度の高い、運航内容の出動要請が掛かることも十分に覚悟しておく必要があります。

 それにしても、燃料も重量にもあまり余裕のない小型機で、真冬の荒天の元、1時間以上の洋上飛行は如何に慣れているパイロットにとってもかなりのストレスで、出来ればあまりやりたくない任務です。

 雪のない表日本側の穏やかな県でのドクターヘリや防災ヘリのパイロットとは比較にならない厳しい任務ですから、十分な休養と処遇をもって日々のフライトに専念できるような支援が必要でしょう。

ドクターヘリの地域的な差、、、



 ヘリコプターを運航する場合、地域的な差、天候や地域の地形、広さなど、運航の難易度に直接影響する条件と言うものがあります。

 これは防災ヘリや消防ヘリ、そしてドクターヘリのような急を要する任務を持った運航をする場合に特に顕著に現れますので、条件の悪い地域を担当する会社、運航要員はより厳正に人選する必要がありそうです。

 今日から始まる奄美大島ドクターヘリや沖縄ドクターヘリは洋上飛行の困難さを抱えることでしょうし、北海道や北日本の日本海側では積雪地の運航の難しさを克服する必要があります。

 標高の高い山岳地帯のある県はヘリコプターの重量と強風に泣くことになります。

 瀬戸内海地域や中部地方の太平洋側などは比較的静穏な天候なので、運航要員は比較的恵まれた条件で飛べることが多くなります。

 このように自然を相手にする運航状態がヘリ運航の難易度を比較的明瞭に示すことは常識で、この状態を見ると、運航要員、特にパイロットはいきなり一番難易度の高い地域で運航しなければならないような制度はやめて、経験年数や技量によって飛行する地域を変えるように転勤させることが良いでしょう。

 ところが今のような地域別運航、各地がまったく指揮系統がバラバラ、民間会社委託でも全国バラバラではとてもそのような人事管理はでき得ないでしょう。

 自衛隊や海上保安庁だけがそのような人事管理が出来る組織で、ある程度の組織運用をしている警察ヘリでさえ、全国的な人事交流はまったく出来ない状態となっています。

 このような状態がヘリパイロットが育って行く過程にとっては最悪の状態で、新米がいきなり3000メートルの救助をする必要があったり、1万時間近いベテランが穏やかな地域でいつまでも飛んでいたりする可能性があります。

 また地域によっては、組織として3000メートル以上の救助は行わないなどと妄言を吐く始末です。

 いずれ全国的に大きな改革をしない限り、お山の大将が裸でうろうろする様子をあちこちでさらけ出すことが続くでしょう。

ドクターヘリ 洋上飛行の課題は、、、






 奄美大島のドクターヘリが明日の12月27日に運航をはじめるに際して、日本初の離島ドクターヘリであると表明されています。

 と言うことで離島間を結ぶフライトが大変多く、その頻度は沖縄ドクターヘリの比ではなさそうで、海上、洋上を飛ぶ時間の割合が多くなりそうです。

 海上上空を飛ぶ時間の比率はたぶん50%以上、ともすれば70%くらいが洋上飛行となるのではないかと予想します。

 先日のオスプレイの不時着水の例を見ても、いったん不時着水すれば乗組員は直ちに生命の危険にさらされ、救助が遅れるほど生存の可能性は大変少なくなるほどの危険性が考えられます。

 法的には条件によって、ライフジャケットの装備や救命ボートや緊急フロートなどの搭載を義務つけていますのでそのような法令を守ることはもちろんのこと、乗組員の命を守るために、あらかじめ出来ることはやっておく必要がありそうです。

 ライフジャケットや救命ボートの取り扱い方を十分訓練しておくことも大切ですし、着水したヘリから脱出する訓練をシンガポールの民間施設で有料でやってくれるところもあるようですのでそのようなことも今後の課題として知っておく程度のことは必要でしょう。。

 国内には海上自衛隊が同じような施設を持っていて、ヘリコプターの乗員に対して教育訓練をやっているようです。

 実地訓練は出来ないとしても、座学講習や、駐機中のヘリを使った模擬訓練程度は出来そうですし、ぜひやっておくべきでしょう。

 ドクターヘリに使用されている小型双発ヘリは、防災ヘリに使用されている中型ヘリ、TA級のヘリが、常時片発飛行可能であるのとは違い、一定の条件では片発飛行が出来ない恐れがあり、海上不時着の可能性があります。

 またエンジン以外の故障ではたとえばテールローターの故障時なども海上不時着の可能性があるので、不時着水に備えた知識、訓練が必要となります。

 さらに進んで自衛隊で行っている海上保命法の知識教育、模擬訓練も定期的に行うようなことも検討課題と言えるでしょう。

 陸上を飛ぶヘリは何らかの不具合があっても、直ちに適当な場所に着陸して、飛行の継続をあきらめたり、異状の有無を点検をしたり出来ますし、片方のエンジンが故障しても、無理に飛行を継続しなくても済みますが海上ではそうは行きません。

 常時、海上を飛ぶのであれば当然、装備や不時着水時の対処についての知識を持ち、出来る訓練はやっておくことが必要と言えるでしょう。

 

奄美大島ドクターヘリ いよいよ運航開始、、、





 いよいよ12月27日から鹿児島県の奄美大島のドクターヘリが運航をはじめるようです。

 日本で初の離島ドクターヘリであると当事者が言っておられるように、従来のドクターヘリはほぼ100キロ程度飛行時間にして30分程度を範囲内にしていましたが、奄美は一部200キロ程度、約2倍の地域までカバーすることになりそうです。

 人口分布から各離島からの救急要請を予測すると100キロ以内が90%程度になりそうですが、たとえ遠距離が10%と予測されてもその地域を十分安全確実にカバーするような運用は確保しないといけません。

 従来のドクターヘリが使用している機種で、必要な医療器材を積むとおおむね1時間半程度しか飛行できませんでしたので、100キロ程度の進出で給油なしに帰ってくることがほぼ限度でした。

 アグスタは速度がやや速いので幾分進出距離は伸びそうですが、200キロだとやはり現地での給油が必要となるかもしれません。

 長距離の飛行には何らかの工夫が必要となるでしょう。

 病院には屋上へリポートと格納庫、給油設備が完備されたので、台風時の心配もなく、十分活躍しそうです。

 離島でない普通のドクターヘリは死亡に繋がる恐れのある重症患者に主に対応するのですが、離島を飛ぶ場合にはさらにいくらか軽症であっても現地で対応できない患者は搬送するでしょうから、出動機会は増えるでしょう。

 もうひとつ重要な点は、夜間飛行に付いてです。

 離島を対象とする場合は患者をヘリで搬送する以外の方法がなく、夜間飛行の必要性が高いのですが、この対応が普通の陸上部のドクターヘリに比較して実現性が高くなります。

 一般のドクターヘリの場合、夜間であっても事故急病の患者はヘリが5分10分程度で着く場所での発生が多くあり、ヘリが着陸するヘリポートの数を絞りにくいという現状があります。

 その点離島の場合、ヘリが着くまで時間がある程度かかりやすく、その間に患者は島内の整備されたヘリポートへ異動できる時間がある場合が多いでしょう。

 つまり各離島に一箇所だけでも夜間照明を整備したヘリポートを作っておけば、ドクターヘリは安全に着陸でき、基地病院にも夜間照明を整備すると良いでしょう。

 飛行経路はほとんど海上ですから、障害物もなく、さらに各離島にはほぼ飛行場があったりして、飛行用の航法無線などが整備されています。

 つまり離島を飛ぶドクターヘリには夜間飛行の実現可能性が一番高いと言えるでしょう。

 そうは言ってもあせることなく実績を積んで、時期が来れば夜間飛行ということも視野に入ってくることでしょう。

気象庁ボロボロいらない存在か、、、、




 気象庁は気象観測して観測値を広く国民に知らせるだけではなく、、気象現象による災害を予測していち早く国民に周知して、被害を最小限に食い止めるためにある組織だと思っていましたがどうやらそうではないようです。

 まず気がつく失態は、御嶽山の噴火で多くの犠牲者が出たあと、日本の火山の権威が火山学はこの程度であって噴火予知など出来ないと言い放ったそうです。

 まったく大地震が来ない地域と周知していた熊本で大地震がおき、余震はたいしたことはないと言っていたら、本震を上回る余震(?)が起きました。

 仰々しく特別警報なる制度を作って、沖縄に接近する台風に早々と特別警報発令したら、まったくと言っていいほど被害がなかったことがありました。

 そして今回の糸魚川大火では典型的なフェーン現象の気圧配置になって、気温の高い乾燥した南の強風が吹き荒れて、非常に大火災の危険性が高いにもかかわらずまったく警告しなかったばかりか、当日午後に雨が降ったなどといってフェーン現象ではないと言っているような情報もあります。

 鳴り物入りで作った気象予報士制度もまったく生かされず、午後には大火災に発展して100棟以上も燃えているのに誰一人フェーン現象だという気象予報士はおらず、夜になってやっと極一部で言い出す始末です。

 このような批判をすると、フェーン現象による大火の起こりやすい状況に警報などを出す制度はないとか言い出すことでしょうけれども、そんなことでは気象庁なんかいらない、気象予報士などいらない、テレビの天気予報も地震情報もいらないと言うことになります。

 糸魚川大火が起きてすでに丸一日半にもなりますが、気象庁やNHK初めテレビ局、そして気象予報士から反省の言葉がいまだ私は聞いていません。

 これではいつまでたっても同じような災害が繰り返されることでしょう。

糸魚川で大火、、、、




 昨日昼過ぎから糸魚川で歴史的な大火と言うニュースが流れました。大昔、農薬散布などで訪れた地を空撮映像で心配しながら見ていました。

 過去の日本海側の都市の大火はほとんどがフェーン現象であるのですが、あれだけ気象予報士を抱えているテレビ局がなかなかそう言わなかったのは不思議でした。

 日本海にある低気圧に太平洋側から吹き込む強風が背骨の高い山脈を超え、一挙に日本海側へ吹き降ろすとき、断熱急降下するために風速が加速され、温度が急上昇するとともに、急激に乾燥状態となるために、ちょっとした火の不始末が大火に発展してしまい勝ちです。

 また気団が急降下すると、天候も晴れ、気温が急上昇し晴天快晴なのに、南からの突風が吹き荒れる状態となります。

 過去には、このような気象状態の中、当時、物資輸送中のエースヘリのAS330が空荷で着陸進入中、背風の突風に落とされて墜落炎上し、死者が出る事故が富山県で起きています。

 昨日の風速20メートル以上の風が吹き荒れていましたので、火災発生後のヘリ取材や、防災ヘリや自衛隊ヘリの動きは限定的だったように思います。

 NHKはヘリを飛ばせなかったようで当初固定翼機からの絵を放送していましたし、このような大火なら有効と思われるヘリからの空中消火も成されなかったようです。

 糸魚川は黒姫山から流れ出る姫川のほかにも2、3本の川が急流となって日本海に流れ出る細長い谷に狭い水田が続いていて、30年以上前、新米パイロットの自分には大変難度の高い農薬散布を数年に亘って飛んだことがありました。

 これだけ進んだ時代でもごく短時間に140棟もの家屋が燃えてしまうとは自然の力の恐ろしいこと、防災ヘリも何の手出しが出来ない情けない事態です。

 強いフェーン現象が起きることは予想されたはずですから、少なくとも火災警報など気象関係の厳重な警告を出して、火の取り扱いの注意喚起はするべきであったでしょう。

 後で言うな!!!!     

事故率 オスプレイと報道ヘリ







 防衛庁が発表しているオスプレイの10万時間あたりの事故率が直近のものを入れていないので、実態より低くなっていると言う指摘があり、他のヘリよりも事故率が低いと言うことの信憑性がないと言う報道があったようです。

 もともとオスプレイの構造や操縦、そしてその受け持つ任務の危険性から当然訓練も厳しいものとなるでしょうから、普通に考えれば他のヘリよりも事故率はやや高いところへ収斂するものと思っていました。

 しかし新しい機種が導入されれば、その性能や危険性を完全に把握しないまま激しい訓練に入るとは思えず、ある程度は慎重に要員を育成しながら、飛行限度を広げていくことが普通ですので、米軍がオスプレイと言うものを把握し、手に入った運用が出来るようになると、事故率が上がって一定のところに落ち着くと思います。

 普通に考えればヘリコプターよりやや高い事故率のところへ落ち着くのでしょうけれども、過去の試験運用レベルの事故率が低い低いとあまり宣伝しないほうが良かったのかもしれません。

 運用が本来の目的に沿った厳しい条件下でのものになって来ると、今回のような事故が増えるものと思います。

 さてマスゴミはすでにオスプレイの低い事故率の発表値は嘘で、ごまかしだと言うようなことを言い出していますので、それに対するネットの反論
は想像通り、ではお前たちの報道ヘリの事故率はどうなんだと厳し突っ込みが入っています。

 私のその世界にいたのでえらそうなことをいえた立場ではないのですが、報道ヘリに限らず民間登録のヘリの事故率は大変高く、世界的に見ても日本が格段に低いとはとても言えない様な状態でした。

 以外にも軍用ヘリのほうが民間ヘリよりも事故率が低いように感じましたし、民間ヘリの業種別の運航でも報道ヘリは飛行時間の割には事故数自体が多いように感じました。

 報道ヘリとオスプレイの事故数を比較して足のひっぱい合いを始めたら、どちらがどうとは言えなくなってしまいそうです。

 民間ヘリも事故が大変多いのですが、そのこと自体は外国の事故率などと比較してそれほど多くはありませんので、パイロットや運航関係者が自らの技術的なレベルが劣っていると卑下するような内容ではなく、日々安全と言うことに心を砕いて飛んでいることは、軍用も民用もオスプレイも他のヘリも変わらないでしょう。

 一部航空行政や事故調査部門では定期便と比較して、ヘリの事故の多さを業界や運航関係者の能力不足などと見下すような風潮も見られましたが、それは世界を見渡せば日本がそれほど劣っていないことは明らかでしょう。

 実は事故を起こさなかったと言う結果も非常に大切ですが、もっと大切なことは無事故のために出来ることをどれだけ抜かりなく日常的にやっているかと言うことで、結構、無事故が続いているドクターヘリの運航の中ではどうなのかと言うことが大変気になるところです。
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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