熊本で小型機事故、、、
少し古いニュースになりましたが、熊本空港で6日(土)のお昼過ぎ 自家用機のFA200がタッチ安堵ゴーの訓練で着陸に失敗し滑走路上にかく座したようです。
夏場に小型機やヘリの事故が多いように思います。
正確に統計を取った記録はありませんが、やはり季節や曜日によって航空機の稼働率にばらつきがあり、自家用機は天候の安定する真夏の土日に事故が多く起きるように思います。
FA200はスバルの富士重工が航空自衛隊の練習機T34メンターをライセンス生産したノウハウで国産小型機としてアクロバット可能なものとして299機もつくったそうです。
1986年まで作っていたそうですが、40年後の今でもよく残っているものですが、これは後継機が無いという意味でしょうか。
事故機は車輪がすべて折れているようなので、激しく地面に叩きつけらた様子で、このような事故の原因は普通高おこしといわれる操縦ミスで、普通ならゴーアラウンド(着陸復行)するべきなのですが、結果的には完全に失速してたまたままっすぐに墜落した様なものです。
ただし単なる高おこしではなく、その直前に起こすのが遅れて、バウンドしてしまう時にちょうど起こす舵が効いて頭が上がりすぎ速度を失って失速し墜落と言うようなことが想像されます。
それにしてもいつもこのような小型機の事故で思うのですが、1トンしかない程度の機体をなぜ5時間も滑走路上から動かせずに滑走路閉鎖を続けるのでしょうか。
100トンもある旅客機ならいざ知らず、事故現場保存しているのでしょうか、それともクレーンやトラックの手配が行き当たりばったりで電話帳でも使って探していたのでしょうか。
32便も欠航したそうですから、夏休みと重なる乗客にはいい迷惑だったことでしょう。
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