国交省 第一航空に業務改善命令、、、
昨年8月粟国空港でオフランウエー事故を起こした第一航空が業務改善命令を受けたそうです。
容疑はパイロットの飛行訓練を規定どおり行わないで、記録をごまかして、業務に着かせていたと言うことと、フライトマニュアルを守らないで、着陸時のフラップ操作を間違ったまま着陸を繰り返していたということだそうです。
私はパイロットの飛行記録のごまかしの悪いうわさは方々で聞いていますので、特に驚きませんが、フラップを規定どおり降ろさないで、短い滑走路に着陸する気持ちが良くわかりません。
固定翼機の経験は少ないし、この事故機のような固定翼、高翼機には乗ったことがないので良くわかりませんが、マニュアルを無視する気持ちも良くわかりません。
マニュアルの内容を知らなかったのか、知っていて何らかの理由で無視したのか知りたいところですが、情報はないようです。
T33などはノーフラップ着陸は少し下手をすると2400メートルの滑走では止まれないほど難しいのですが、ファイナル100ノット以下程度のツインオッターは800メートルあれば何とでも止まれるのでしょうか、それにしても故障でもないのにオフランウエーするとはかなりお粗末でした。
航空局が業務改善命令を出したということは、何らかの改善見込みがあるということなのでしょうけれども、半年以上の運航停止しているようですから、島民もいい迷惑です。
パイロット不足で定期便大手まで、怪しいパイロットが多く乗っているそうですから、危険この上ないようで、ここが監督官庁、行政指導の腕の見せ所です。
公的ヘリと言い、定期航空と言い、国民国家の正常な航空需要に安全かつ十分に答える運航体制を作るのが航空行政の要であって、パイロットが足りなくなったのですべてめちゃくちゃなら、行政はいらないことになります。
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