JR根室線 ガス欠、、、
JR根室線で普通列車がガス欠でエンジンが止まり、動けなくなって乗客はタクシーで運んだそうです。
地方のローカル線はジーゼルエンジンの車両なので計画的にどこかで燃料補給するのでしょうが、確認を怠ってガス欠まで走ってしまったそうです。
運転手が途中で気がつけばどこかの駅で止まり、近くのガソリンスタンドから経由でも買ってきて入れれば、少しはしのげたかもわかりませんが、止まるまで気がつかなかったのでしょうか。
詳しいことは報道されていませんが、航空関係者としては他山の石として気を引き締める良い例かもしれません。
航空機の中でも航続時間の短い、戦闘機やヘリコプターに比較的ガス欠事故が多く発生していますが、足の長い旅客機にもガス欠で墜落したり例があるようです。
結構ある例が燃料の単位のリッターとガロン、キロとポンドの誤解で必要な燃料量を補給しないで飛び立ってしまう例ですが、最近はほとんど起こっていないようです。
間違った量を入れてもパイロットが離陸前に気がつけば補給しなおせばよいことで、万一気がつかないで離陸してしまっても途中で気がつけば最寄の飛行場に着陸するなどすれば最悪の事態は回避できるでしょう。
空自のT1訓練生のとき確か同僚の機体であったトラブルですが、給油作業員がドロップタンクに規定数量を入れないで間違って少なく入れ、いつもどおりに燃料のデジタルカウンターをセットしたため、ドロップタンクが思ったより早く空になって、泡やガス欠墜落の事態がありました。
ヘリの場合は重量を軽くして物資輸送や農薬散布をするために1時間分とか少ない量しか入れない場合も多くあり、残燃量が少なくなった状態のときに、他のトラブルなどに気をとられてガス欠で墜落したり、エンジンが止まってもあわやでうまく不時着したような例が結構起こっています。
今回のJRの例も少し早く気が着いていたら、急に止まることなく何らかの対処が出来た可能性が高いでしょう。
運転手さんパイロットでなくて本当に良かったと言うしかありません。
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