エンジントラブル ジョットとレシプロ、、、


 
 

 
 
 私のパイロット人生は航空自衛隊のT34メンターのレシプロエンジンで始まり、最後はドクターヘリのEC135のタービンエンジンで終わりました。
 
 その間レシプロエンジンは3500時間ぐらいで残り12500時間くらいがタービンエンジン、そしてタービンエンジンの多発が2000時間くらいでした。
 
 幸いなことに飛行中にエンジンが完全に止まってしまったことはなく、その竹に不時着や墜落したことはなく大変、幸運なパイロット人生でした。
 
 先輩後輩の中には2度も止まった経験がある人までいましたが、自分はT34で一度飛行中に燃料コックの切り替えを誤って止めてしまって、ずいぶんと教官から叱られましたが、無事にパイロットになることを許してもらえたことも幸運でした。
 
 止まるところまでは行きませんでしたが、ベル47KH4で山岳部を送電線パトロールで飛行中、ターボが固着し、殆ど出力が出なくなって、降下しながら山を下って、何とか取り入れあとの水田に、殆どオートローテーション状態で無事不時着したことがありました。
 
 タービンエンジンではきわどい故障は殆どなかったのですが、ベル204B-2ではコンプレッサーストールをたびたび経験し、エンジンからの爆発音にはずいぶんと脅かせれたもので、連続する爆発音で、木材を荷卸中にそのまま不時着したことがありました。
 
 204Bのこのようなトラブル以外はタービンエンジンの故障は殆ど記憶がないほどで、ともすればエンジンの故障など頭の中からポッカリ抜けているほどの信頼性の中で飛んでいました。
 
 私と同時代に飛んだヘリのパイロット仲間では、ベル212のエンジンのタービンがすべて飛んでしまうような危機的な故障から無事不時着した方や、ベル214は少しは乗ったのですが長く乗っていた方たちは突然のエンジン停止の危険性の中飛ばれて、国内では10件以上のエンジン停止の事例がある中、人身事故も多発しました士、うまく不時着に成功した例もあるなど多難なヘリでした。
 
 今は飛んでいる多くのヘリはこのような危険性とは無縁で、エンジンがトラぶって運航に影響が出たりすることもなく、多くはさらに双発機なのでまったく心配要らないようです。
 
 良い時代になったものです。
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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