水泳富田選手は嵌められたのか、、

 

 
 
 
 昨日までは少しヘリの重い話題ばかりでしたので今日は少し趣向を変えて、中韓問題、しかもホットな話題で水泳の富田選手がアジア大会時のカメラ万引きを否定する会見をしたようです。
 
 このニュースを見てやっぱりかと思いました。
 
 あいちゃんが出場する卓球競技で卓球台が傾いていた件、ボクシングで判定で敗れた選手が泣いて銅メダルを拒否した件、そしてバトミントンではエアコンの風がコントロールされて不利な状態で日本選手が負けた件と、韓国側がグルになって不正を働いているような報道ばかりでした。
 
 その中でいきなり、水泳の富田選手がカメラを万引きし、取調べを受けて罪を認め、軽い処分で出国したことが報道され、韓国の不正報道を薄める大きな効果があり、日本の大失態を大きくする内容でショックを受けたものです。
 
 この件は2チャンネルなどでも、大きな話題になって、富田選手の過去の良くない言動がこれでもかと取り上げられ、そうかなと思っていたのですが、そのような情報操作はグルになれば何とでもなるものだと今、気が着きました。
 
 富田選手の件は慰安婦を認めて謝罪談話を出せばこれで終わりにして後は何も要求しないからとだまされて出した、河野官房長官談話、そして昨日明らかになった産経新聞、加藤ソウル支局長が韓国検察から謝罪をしたら軽い処分で穏便に済ますから罪を認めろと懐柔されたということを表ざたにした件とまったく同じやり方です。
 
 河野談話と今回の富田選手のときとは少し赴きは違いますが、相当脅されて認めさせられたことは十分想像でき、とにかく韓国から出てほとぼりが冷めたら必ず否定会見をするつもりであったのでしょう。
 
 中国や韓国朝鮮ではハニートラップや金銭攻撃、窃盗や覚せい剤所持などのでっち上げはごく普通のことで、相手方に拘束されてしまったら、日本政府はじめ誰も守ってくれることはなさそうで、水泳連盟も完全に韓国側に100%肩入れして処分をしてしまいました。
 
 サンケイは強力な言論機関でガチで韓国政府を窮地に追い込んでしまって、騒げば騒ぐほど韓国は大怪我をしそうですが、富田選手の万引き事件も下手をすればすべてでっち上げであったことが証明される可能性が出て来ました。
 
 スポーツ団体がそのスポーツ精神に則ってフェアープレイの精神を持っているかと思うのはただの少女趣味で、実は金と女と権力欲にまみれた普通の人間社会であり、油断も隙もないという言うことが実態でしょう。
 
 富田選手の件はぜひとも真相を究明して、どちらが本当のことを言っているのかぜひとも決着をつけてほしいものです。
 
 国を代表して外国へ遠征し、メダルは逃したものの4位にはいるような選手がまさか万引きするとはとても思えないのですが、誰かが彼のかばんにねじ込んで言いがかりをつけたのなら、どのようにして彼の人権を回復してあげるのでしょう。
 
 韓国なら普通にやる、トラップでしょうと思えるところが情けない国家です。
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パイロットの評価 30点から100点へ、、、

 

 
 
 私が今現在の日本全国の防災、県警、消防、ドクターへりなど公的ヘリのパイロットの選抜や配置の件で強い懸念を持っているということはずっと以前から思っていたことで、何回となくこのブログで取り上げて来ましたが、ここでもう一度整理して意見を書いて見ます。
 
 今現在、良好に運行している所も、危なっかしい飛び方をしているのではと疑いを持つ所もあり、そのそれぞれの部署の担当しているパイロットを非難したり叱責するようなつもりはまったくなく、そしてそんなことをしても何の役にも立たないと思っています。
 
 要は日本国全体、ヘリパイロットの育成と配置の問題なのであって、長野県防災の主任パイロットが下手だとかうまいとか、教育に熱意があるとかないとか、御岳に救助にとんだ実績があるとかないという話しではなかったのですが、誤解を招くような文章は謝罪しなければならないでしょう。
 
 例として、ヘリパイロットが事業用免許を取ったばかりのレベル経験技量計30点とします。そしてヘリパイロットが目指す最高峰を富士山頂の神田パイロットとしてその点数は100点とします。
 
 山岳救助をほぼ自由自在にこなせるパイロットは100点は無理としても90点ぐらいは欲しいものです。
 
 50点ぐらいなら、風が強い雲が出た、重い、などと言い訳ばかりで、殆ど救助は出来ず、待期ばかりすることでしょう。
 
 長野県や富山県岐阜県で飛ぶパイロットは30点のパイロットにはそこで飛べるわけでもなく、経験を積むだけのやさしい任務の甘いフライトはそうないでしょうから、30点のパイロットが最初に配置されるべきは比較的穏やかで平野の多い地域でしょう。
 
 ならばどうすればよいかというと、公的ヘリのパイロットは全国組織で育成し、レベルが上がるにしたがって、あるいは適正や能力の上がり方を見て全国的に転勤させて選抜育成し、80点以上のパイロットをいかにうまく、また出来るだけ多く育成するかと言うことになるでしょう。
 
 新人を100人 30点のパイロットを採用し、その新人たちに対して、評価点100点の名人が教育育成すれば、みんなが100点のパイロットになれるなら、世界中にはノーベル賞受賞者があふれることでしょうが、100人うち35点しかな伸びないで首になる人、普通は50点ぐらいで、80点90点へ上るのは良い教官に恵まれたものではなく、そこへは誰もが自分で道を開く必要があります。
 
  
 全国150機程度の公的ヘリはすべてがアルプスで飛ぶわけではなく、地域によって、またそのときの任務の難易度大きく左右され、それぞれの任務に合わせた技量のパイロットがこなしていって、その経験の中から技量を伸ばして行くと言うことになります。
 
 自衛隊は少なくとも数百人以上のパイロットを育成しながら1番から最低点まで厳粛な技量把握を行いながら、少なくとも厳しい任務には当然適材適所で対応して来るでしょうが、二人しかいないパイロットの組織がどんなに逆立ちしても勝てることはないでしょう。
 
 そしてその二人の組織の長のパイロットの腕は最高だと誰かが評価しても、数百人の中からのそれを正しく評価する手段もなく、ただの井の中の蛙といわれても仕方のないことでしょう、
 
 もちろん、それはそのパイロットの責任はなく、このようなとんでもない組織でヘリを飛ばそうとした行政の幹部や政治家たちが最終的に決めたことで、それには運航要員を派遣する民間ヘリ会社の幹部やヘリを売り込む商社、製造メーカーなどよってたかってばらばらな組織で飛ばすことを決めたほうに責任があります。
 
 運航会社やメーカーや商社などがなぜそのようなことを推し進めたかと言えば簡単なことで、自分たちを売り込むには小さい、素人ばかりの組織のほうが簡単に落とせるとでも思ったのでしょうか。
 
 案の定、ヘリはどんどん大型化、装備はつけ放題、という方向へ進んでいます。何しろ県の担当者さえ落とせば、あとは県議会で右から左なのですがパイロットの育成だけはそう簡単にはいかないようです。
 
 民間ヘリ会社も農薬散布壊滅でパイロットが余った時代の余波でうまく育っていないようですから、パイロットは自衛隊退職者、定年者と言う方向しかないようです。
 
  
 
 

ヘリ運航を規制する規則類のめちゃくちゃ、、、

 

 
 
 先日の毎日新聞の取材ヘリの低空違反の例でもわかるように、怪我人が出たので規定類に違反していると疑われて追求されそうな雰囲気ですが、けが人が出なければ、低空違反はし放題という構図が見えます。
 
 もちろん飛行場以外の場所に着陸することも、事前に安全性を証明して航空局の許可を得ていなければ違反となりますが、ドクターヘリや防災ヘリなどは、嘘であろうと、でまかせでも人命といえば許可が要らないので違反とはなりません。
 
 自衛隊の航空機も防衛出動など必要な要件がそろわないと航空法に従う義務があり、やはり人命といわないと御嶽山の山頂に着陸することは飛行となる可能性がありますし、まさか不明になってから10日もすぎて生きているはずもありませんので、人命がなどとと言っても法的にはまったく通用しないことでしょう。
 
 今回 御嶽山は殆ど自衛隊ヘリが活躍したので、純粋航空局の行政の下で飛ぶ防災、県警、消防、ドクターヘリがどんどん人命を建てに無許可飛行をあまりすることはありませんでしたが、災害があるたびに普通に普段では許可にならない条件で飛び、離着陸しています。
 なぜ 火山灰の山頂に気まぐれに着陸することが許させないのかというと、一言で危険だからでしょう。
 
 なぜ60メートルの高度で取材飛行するほど簡単なことが許されないのは、地上の他人を含めて危険だからでしょうから、その百倍も危険な火山灰の山頂への離着陸や低空飛行は許可が出るはずもありません。
 
 ところが、普通、ヘリのパイロットはどのような形態で飛ぶ持ち場にいても、どんどん熟練してくれば火山灰の中へ着陸するような技術を求められる可能性があり、それに対応できる技術を兼ね備えるような鍛錬を積むべきでしょう。
 
 たとえ60メートルの低空飛行を規則類が否定し続けようと、その程度の飛行を安全確実に全うできる程度の技量は欲しいもので、それをいちいち否定されていたら、ヘリコプターでありながら広大な飛行場と飛行場を結ぶ定期便のようなフライトしか出来ないパイロットばかりになってしまうことでしょう。
 
 御嶽山で火山噴火があって、救助に飛ぶ必要が出て、JAナンバーのヘリのパイロットたちがそのような訓練も出来ず、低空飛行でいちいちけちをつけられて、少し狭い屋上へリポートには訓練で着陸出来ず、あれはだめ、これはだめと手足を縛られていずれ、ヘリパイロットは自衛隊だけになってしまうでしょう。
 
 とにかくヘリのパイロットはどんな厳しい現場でも飛べるような訓練が許されないなら、もうおしまいでしょう。
 
 ただ訓練ではめったやたら危険な場所ではやらないもので、過去民間ヘリでも厳しい現場は、企業間競争、顧客の厳しい要求、仲間の切磋琢磨と言うような条件でパイロットが育ったと言う実績があったようです。
 
 今回の御嶽山では陸自のパイロットたちはずいぶんと自信を深めたことでしょう。
 
 

毎日新聞へり 航空法違反か、、、、

 

 
 
 
 このブログにも書き込んでいただきましたが、ニュースによると毎日新聞ヘリが低空飛行を行ったさい、サイクルレースに出ていた選手がまくれ上がったゴム製のマットにひっかかって転び、怪我を負ったようです。
 
 当日はほとんど無風状態で、10キロ以上のゴムの板が風で飛ぶということは考えられず、ヘリの風が影響したことは間違いなさそうで、パイロットは航空法違反と業務上過失傷害が問われそうです。
 
 航空取材はヘリが大型化し、当初は1トン程度のレシプロヘリでしたが、今は3トン程度の双発ジェットへリになっていて、吹き降ろす風も大変強くなっています。
 
 テレビの取材ヘリは大型化に伴って、カメラも進化し、300メートル離れて人の表情がわかるほどズームが効き、しかも高性能のジャイロが組み込んであって、まったくブレのない映像が取れるほどですので、取材で低空に下がる必要はなくなってしまいました。
 
 新聞社の取材ヘリはスチール写真(静止画)を取るためカメラは基本的に昔からあまり進化していませんし、ここ一番の画像はどうしてもホバリング状態に近い低速度で取ることが多く、どうしてもヘリは高出力をだし、強い風が真下に流れる可能性が高くなります。
 
 ヘリのパイロットは自分の吹き降ろした風がどのように広がるかを知っていることは大変重要で、最近では先日のNHKが流した、自衛隊ヘリの御嶽山でのホバリングで火山灰を吹き飛ばす映像などが大変参考になります。
 
 同じように吹き降ろしの風で、雪の上に着陸する場合、学校の校庭など砂塵の中で着陸する場合、ある程度速度を持って飛ぶ農薬散布のヘリが、自分まいた農薬が風に流されてどのあたりに飛ぶかなど、ヘリパイロットはその飛行目的や飛行環境で自分のヘリが起こす風についてよく知り、制御する必要があります。
 
 とはいえ、やはり昔からヘリが起こした風で、多くの被害を与えてきたことは事実で、ドクターヘリも学校のテントを飛ばしてしまったり、取材ヘリが海岸でパラソルを飛ばしてけが人を出したりしています。
 
 私はドクターへりで溺水患者の直近の海岸に、ライフガードのボランテイアの方の誘導で着陸したさい、100メートル離れれた場所で、コンビに袋に携帯電話と化粧品類を入れたまま、はなれていたら水没したと申し立てられ、会社が弁償したことがありました。
 
 今回のパイロットもまさかそう簡単に飛ぶようなものがあるとは思わなかったのでしょうけれども、航空法違反を問われるとはヘリパイロットも因果な商売です。

御嶽山でのヘリの活動 HNKニュース、、

 

 
 
 NHKが昨晩のニュースで御嶽山でのヘリの活動について総括するような話題を流していました。
 
 陸上自衛隊が殆どのヘリを飛ばして、火山灰の影響についての件や、長野県の防災ヘリが飛ばなかったも火山灰の影響と言うようなことを取り上げていたようです。
 
 火山灰が降り積もった中、ホバリングで火山灰を飛ばしたあと、着陸するようなイメージの実写とPC画像を交互に流し、いかにもそれらしく作っていました。
 
 エンジンに対する影響も取り上げ、最悪エンジンが止まると言うことを言っていましたが、あのホバリングによる方法で、火山灰を舞い上げて飛ばせるならエンジンは止まることはないでしょうけれども、一旦ヘリのローターの吹きおろしで外側へ飛ばした火山灰の一部は上に跳んで再びローターの吹き降ろしに巻き込まれて、渦状に回転を続けるので、完全になくなってしまうことはありません。
 
 必ずある程度はエンジンに吸い込まれるので、エンジンには微笑物除去装置が装備されていることがベターです。
 
 もちろん長野県の防災ヘリベル412にはこのような装置は装備されていますので、長期間に渉る火山灰の中の飛行は影響が出るでしょうが、短期間は問題のないところです。
 
 実際に問題なのは、高高度による塔裁量の低下であって、ベル412なら1時間の燃料を搭載すれば、余裕をどの程度に取るかにもよりますが、たぶん4.5名程度しか乗れませんので、人員送り込みやホイストの救助はほぼ不可能であったのでしょう。
 
 ほとんど全国の防災ヘリは、中継カメラ、山林消火装置、救助用ホイスト、機外スピーカーなどなど装備できる装置は殆ど満載になっていて、それぞれ直接機外へ出る部分は任務によって取り外すのですが、制御装置の配線類などは取り外せないので重くなっています。
 
 もちろんおのおのの装備はその目的には必要なのですが、ここ一番の高空任務、燃料が多くいる長時間任務などは、塔裁量の制限から困難になる事例が出てきます。
 
 岐阜県防災ヘリが北アルプスで墜落した原因は100%このようなことが影響していて、限界を良く理解していない管理者、現場が無謀なフライトをして事故になったのですが、このようなことがわかると、より高性能大型のヘリが必要だと言い出して結果的により大型のヘリを導入することになります。
 
 より大型のヘリが導入されると、また装備品を余分につめると言い出して、新たな装備を積むことになってまた重くなるという悪循環を繰り返しかねません。
 
 この良い例はテレビ局の報道ヘリが大型化されるたびに装備が増え、いつも燃料を満タンに出来ない、ホバリングよたよたの、状態のままでした。
 
 自衛隊のヘリは装備品が簡素化されていて、裸のままに近い重量なので、高空性能は落ちない、長時間飛べる、多くの荷物、乗客を乗せられるという基本性能を犠牲にしていない所が今回の御嶽山での活躍につながったといえるでしょう。
 
 今回の御嶽山で防災ヘリが飛ばなかったのは、火山灰の影響だけではなく、ヘリが重過ぎるということが原因の一部であることは、報道はされませんでしたが大変大切な要因で岐阜防災ヘリが墜落したこともこれが大きく影響しています。
 
 つまり、厳しい言い方をすれば、長野県防災ヘリは御嶽山では使い物にならない性能であったと言うことで、すばらしいパイロットがいてもどうにもならず、十分な経験技量のパイロットがいるとかいないとかの話の入り口にも行かなかったのがかえって好都合だったのかもしれません。。
 
 十分な性能のヘリと経験豊かなパイロットが必要ということは良くわかるのですが、御岳の反対側の岐阜県防災ヘリはどうしていたのでしょうか、高性能のヘリは導入したはずですが、あまり活躍が報道されることはありませんでした。
 
 どうせ自衛隊のヘリに頼むなら、わざわざ高価なヘリを買うこともなかろうにと思うのは、私ひとりではなさそうです。

シーラス 又墜落 乗員怪我で済む、、、

 
 
 

 

 

 
 
 日本ではあまりニュースにならなかったのですが、10月24日にアメリカでR44と先日鹿児島で墜落したのと同じ機体でパラシュートが装備されたシーラスが空中衝突し、双方が墜落したものの、シーラスの乗員2名は怪我で済み、R44のほうは3名が亡くなったそうです。
 
 このような事故ではたいていヘリのほうは怪我で済み、固定翼機のほうは死亡することが多かったように思います。
 
 あるいは双方が死亡することも多かったようですが、ここへ来てシーラスの機体装備の緊急用パラシュートが有効に働いた例が2回も続いて、この装置に疑問を持っていた自分の考えが大きく変わりました。
 
 航空の世界の事故 特に固定翼の場合、死亡事故になる確立がヘリに比較して大変高く、自分はヘリの事故時の生存率を大きく評価していたのですが、ここに来てこのような装備を持ったシーラスの安全性を見直さざるを得なくなりました。
 
 大変よいことで今後、小型固定翼機の中でシーラスが大きく販売数をのばせることでしょう。
 
 ただ小型固定翼機は全備重量が1トン程度で、ヘリの場合は5人乗りでも1.5トンなどドクターヘリなどでは3トンもあって、またローターの位置から大きなパラシュートの装備は困難で小型固定翼機に限られるでしょう。

赤道を超えて、、


 

 

 赤道というのはなんとなくロマンチックな響きのある言葉で、船乗りたちはここを超えるときには赤道祭りと称して航海の安全を祈る祭りごとを行うようですし、赤道直下という言い回しはいかにも厳しい熱帯を言い表す言葉です。
 
 私はは1980年から1981年にかけて、インドネシアの合弁子会社に派遣され、1年間で206Bジェットレンジャーと言う小さなヘリで、約650時間飛行し、赤道をまたいで飛んだことが10回ほどあってずいぶんと思い出深い出来事として胸の中に残っています。
 
 赤道を超えるときは赤い線が見えるとか冗談にもならない話があるようですが、GPSのない時代に100万分の一の米軍発行の白ボテだらけの地図一枚を頼りに飛び回った記憶は赤道通過の強い印象とともに自分のある意味宝物となっています。
 
 インドネシアでは東部ボルネオとセレベスにそして西部はスマトラに赤道が横断していて、地図によってのみ赤道通過がわかり、自分ひとりで感激していたものですが、たまたまスマトラでは交代のときに車で延々と原油の沈殿物を巻いただけの簡易舗装の砂利道を空港に向けて走っている途中に赤道(Equator)と書いたポールの標識には驚きました。
 
 ヘリで赤道を超えた場所は主にはボルネオ東部の海岸線、セレベスの北部から中部への海上、そして南部のマカッサル(ウジュンパンダン)への往復などです。
 
 インドネシアは普通毎日晴天で、午後スコールと言うのが延々と続く日で、いつも長距離飛行は6000フィート8000フィートと高い所を気持良く飛んで、ゆったりとした中、赤道通過の興奮を味わいながら飛んだものです。
 
 と言っても赤道は人間が決めた緯度経度の中のひとつであるだけで、他の場所を飛んでいるときとなんら変わることはないのですが、なんとなく気持ちが高ぶったものでした。
 
 今はすでに自分で飛ぶということは考えられませんが、やはりずいぶんと懐かしい思い出で一生忘れることが出来ない様子がストップモーションで残っています。

 ヘリコプター自動化、、、


 
 
 ヘリコプターのさまざまな機能の自動化は固定翼機のようには進んではいませんが、かなりの部分が自動化されて、わたしがヘリに乗り出してからのものを振り返ってみます。
 
 固定翼機は離陸から着陸まで完全に操縦かんやスロットルに手を触れなくても飛べるようになっているようですが、ヘリコプターは残念ながらそこまでは進んでいないようです。
 
 民間のヘリで一番 進化しているものでも、自動操縦と言っても、VORのコースに乗って、高度を保つ程度で、それよりやや進んでいるものでも、ILSで自動アプローチ 自動でゴーアラウンド程度でしょう。
 
 と言っても着陸進入できるのは飛行場だけで、GPSで設定した飛行場以外の場所へのアプローチは設定すれば出来るでしょうけれど、ドクターヘリのように、あちこちに着陸することは難しいでしょう。
 
 特に飛行場以外の場所へ自動アプローチすると言う設定はやはり、悪天候で雲中や低視程の中を進入することが最終的なニーズでしょうがそれが達成されることは10年20年のスパンでは無理なように思います。
 
 このような飛行ファイズの自動化は空港間なら固定翼機と同じなら、いつでも自動化できるのですが、任意の場所への自動侵入はなかなか実現するめどは立っていません。
 
 いわゆるフライトファイズ以外の部分ではいくらかの機能が自動化されていて、ベル47の時代からのパイロットにとってはずいぶんとその恩恵をありがたく思って飛んだものですが、後の世代のパイロットで初めからそのような機能がついたヘリでスタートした人たちにとってはなんと言うことはないのかもしれません。
 
 まずベル47から206や350へ移行したときには、47のスロットルの先に着いたグリップでローターの回転数をコントロールに苦しんだ身にとっては画期的なありがたさでした。
 
 次はヘリの姿勢を安定させる装置がついたのは214Bが最初で巡航中は完全に手放し飛行が出来、さらに左右への水平旋回はノブで出来るので、当時、GPSがまだ搭載されない中、十分に地図を見る余裕が出来たことは画期的でした。
 
 さらに進んで330 332になってVORのコースを飛んだり、速度か高度を維持してくれるなど固定翼なみの航法が出来るようにもなり、長距離を飛ぶときには固定翼機のような航法をすることが出来るようになりました。
 
 EC135などエンジンコントロールが電子制御のFADECが装備されるようになると、エンジンスタートが自動化され、スイッチをいれたら、計器を見ているだけで立ち上がってくれるようになって、ドクターヘリなど緊急発進にはずいぶんと楽になったものです。
 
 今後はやはりドクターヘリなどの数多いランデブーポイントに自動アプローチがいつになったら出来るようになるかですが、本気で開発したら10年くらいでしょうか、しかしそのニーズは、安全性はと多くの課題があるのでどのように進展するか予想がつきません。

情報の伝わり方、伝え方、、、

 

 
 
 
 昨日 今日 ネットで一番大騒ぎになっているのは、かの橋下市長と在特会の会長 桜井氏の10分間ガチバトルです。
 
 自分ではどちらがどうとか個人的な意見はありますが、今日はそれを横においておいて、マスコミなどがどのように捕らえて報道したかに大変興味を覚えました。
 
 新聞テレビともそれぞれ時間や紙面の枠があってすべてを報道することははじめから限界はありますが、殆ど一部始終を流すネットと、切り貼りしながらある意図を伝えようとするメデアとがあまりにも差がありすぎて笑ってしまうほどです。
 
 NHKが過去に橋下市長が朝鮮に対するヘイトスピーチは許さないと言った言葉に続けて、日本に対するヘイトスピーチも許さないと発言したのに、後半の部分はカットして流さなかったのはなぜなんだと、厳しく問い詰めている動画もネットで流されていました。
 
 今は本当に良い時代になったもので、一昔前ならメヂアが流すことには、ほとんど疑いもなく受け入れざるを得ない時代でした。
 
 実は前の会社でヘリが連続して墜落し、多くの犠牲者を出したときに、NHKのクローズアップ現代にまで特集されるほど次々墜落して、マスコミの取材対象になって、マスコミがいかに嘘ばかり報道するかということを身に沁みて知ったのですが、自分が直接かかわらないことでは、どの程度いい加減な情報を流しているかを疑う余地もなく信じていたことでしょうか。
 
 いまや本当に良い時代で、少しパソコンを使うことが出来ればどんな事柄でも相対立する双方の言い分を十分知ることが出来、本当に良い時代になったものです。
 
 ここでひとつ大きく批判しておきたいのは、読売テレビの例のヨット遭難の辛抱次郎が、この橋下市長と桜井会長のガチバトルをなんとお下劣な、、と茶化していたことです。
 
 この奥深い難しい問題を報道するに当たって、信念に基づいて、どちらかについて真剣に偏向報道するのはまだ許されますが、(テレビは公共の電波を使うので双方の意見を平等に報道する義務があるそうですが)関係する事実の報道をほとんどすることなく、双方を茶化して終るなどとてもテレビで喋るような人格ではないでしょう。
 
 お前なんか消えろと言いたい所ですが、そういう自分も毎日のように偏向した意見を垂れ流していないか、十分省みながら発信するべきなんだと、人の振り見て我が振りを点検します。
 
 
 

ドクターヘリとXバンドレーダー


 
 
 
 
 ニュースによると兵庫県北部の経が岬に設置される米軍の強力レーダーXバンドレーダーが小松基地から陸路搬入されたそうです。
 
 22日には米軍のレーダー中隊が発足し、周辺の自治体の長が発足式に招待されているようです。
 
 北朝鮮の核ミサイルの脅威が現実のものとなっている中、左翼団体などがこのミサイルの設置に反対する理由がよくわかりませんが、イージス艦などを北朝鮮の近海に配置しなくても常に監視できるようになるなら、米軍と言わず日本がぜひとも自力で設置して欲しいものです。
 
 この経が岬での設置で青森の車力についで2箇所目となり、片方がトラブルなどでダウンしても警戒の網の目は万全と維持できるのでしょう。
 
 このレーダーのドクターヘリへの影響は以前このブログで取り上げたのですが、その後の情報ではドクターヘリの運航会社かドクターヘリを要請する消防からのファックスか電話で停波を要請できるシステムを構築するとの防衛庁からあったようです。
 
 航空当局は車力の場合と同じような飛行制限空域を6キロ半円形と6キロまでの高度を日本海の方向に設定するようですが、実質的にはドクターヘリがその空域を飛ぶ必要は殆どなく、実際に停波を要請することはほとんどなさそうです。
 
 ただ レーダーサイトの付近にもランデブーポイントがあり、空自のレーダーサイトのヘリポートもランデブーポイントに指定されていて、天候が思わしくないときなどは、離着陸に海上の空域を飛行するときもあります。
 
 と言うことで電話ファックスのみでなく航空無線による停波要請が出来る手段も必要となります。
 
 もうひとつ、このレーダーがドクターヘリからの依頼にかかわらず停波できない状況があり、其れは過去に何回かあったような、北朝鮮のミサイルに燃料が注入され始めたと言うような偵察衛星からの情報で、米軍自衛隊が警戒態勢に入ったときで、このような状況ではやはりドクターヘリはこの空域を避けて飛ぶことが求められるでしょう。
 
 このレーダーサイトではありませんが、岩国など米軍基地の直近を飛ぶテレビ取材や送電線パトロールでは、パイロットが直接、基地の飛行情報部門に電話を入れて、事前に情報を流して許可を取るようなことがたびたびあり、英語の堪能でないパイロットにとってはかなりの重荷であったようです。
 
 たまたま岩国では日本人の女性が基地の飛行情報部門におられてずいぶんとお世話になったものでした。
 
 小さな所帯のレーダー中隊には日本人のオペレーターは望めないでしょうし、飛行要請は急でしかも時間的な余裕はあまりなく、へりは要請から10分で当該空域に接近しますので、、パイロットや運行管理はコミュニケーションには苦労するかもしれません。
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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