裏がないのか中華チキンナゲット問題、、、
航空事故が続いている不安定な世の中ですが、今日は航空を離れて中華チキンナゲット問題を取り上げてみます。
マクドナルドとファミマのチキンナゲット問題は結論から言うと、中国の政権中枢部のあるいは上層部の権力争いの症状がぽろっと出てしまったのではないかと強く疑います。
日本発の食品安全管理堕落事件は、中国としても何とかそれなりの対応をいやいやながらも、時間稼ぎしながら、落ち着くところで落とし込む苦労をして、なるべく、食品輸出が破綻しないようにとやってきたのでしょう。
自由化がある程度は進んだと言われる中国内でも、まだまだ肝心なところの報道統制は必ずあるでしょうが、今回は中国内部のテレビ局から不祥事をわざわざ発信すると言うところに非常に怪しさを感じます。
この暴露で最終的に誰が損をして、誰が儲けるということを注意深く見ていればおのずと、権力体制の変化と言うことを読み取ることが、出来るのではないでしょうか。
大昔の関西中心に起こったグリコ森永事件では、江崎グリコの社長が淀川の水防倉庫に監禁されるなど、大きな事件であったものの、結局犯人は逮捕されず、結果として、森永、グリコが売上げ高を大きく落とす中、ライバル、ロッテだけがシエアーを大きく伸ばしたそうです。
中国人は普通の日本人なら耐えられないほどの、きれい好きの超反対で、私がインドネシアで飛んでいたころ、中国系の企業の仕事でジャングルへ飛び、何日もキャンプ暮らしでそのきれいさには鍛えられたものです。
わけのわからない炒め物の料理やご飯の中に異物がいっぱい入っていることは普通で、青虫やゴキブリの子供が入っていることも当たり前で、箸やスプーンでうまくより分けて食べれるところまで、鍛えられました。
トイレで出る、人間の排泄物は樋のようなものを通って、建物の脇に流れるようになっていて、それを放し飼いにしている豚がうまそうに食べてよく太っていましたし、食べ残したものも窓から放り投げていました。
今回写っていた、床に落とした、鶏肉の材料をラインに投げ戻すことなど当たり前ですし、腐りかけたものを入れるのもある程度普通で、火を通せば問題ないと思っていることでしょうから、わざわざそのようなことをことさら映し出して問題にするのは、日本人の感性でなければ、ある意味問題に成るはずもなく、いかにも日本人に大して不潔だと訴えるような絵です。
第一 カメラが入っているときに、日本人が作ったであろう生産ラインで、うまい具合に製品が落ちるなど殆どありえないでしょうし、キャリアーで鶏肉運ぶにしてもそうタイミングよく、うまく落ちるものでしょうか、どうせカメラマンの指示か、仲間がわざと落としたのでしょう。その程度のやらせは日本の報道でも当然のことだと言えば言いすぎでしょうか。
日本人など清潔好きのものにとっては大変な衝撃ですが、中国人があれを見て、マクドのチキンナゲットを気持ち悪くて食べないと言うのは半分もいないことでしょう。
日中関係が大きく冷え込む中、前 中国大使、元伊藤忠のなにがしという親父が今の大使に交代し、定期的に流れていた甘い汁が流れにくくなって、一挙に切り捨てて次に乗り換えようとする一派が、荒療治に打って出たと言うところが真相ではないでしょうか。
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