北朝鮮 無人偵察機(ラジコン)で大統領府撮影、、
北朝鮮が日本製のラジコンとカメラを使って韓国の大統領府を撮影したようです。
過去にはヤマハが農薬散布用のラジコンヘリを中国へ輸出し、ココム違反で知り合いの方が逮捕されるという、ほんとうにとぼけた事件が起こったことがありました。
私がとぼけたという表現を使うのは、ヤマハのラジコン農薬散布機がいかに優れていて、すぐに武器に転用できると言っても、まさか中国がそれを使って日本に脅威を与える可能性はほとんどゼロです。
しかも日本のラジコン製品は世界中でダントツに進んでいて、趣味用やトイラジコンでもその基本的な性能を発展させれば大変な武器に転用することは容易で、ひとりヤマハだけをスケープゴートにするなど本当に技術を知らない馬鹿な役人の思い込みでしかなかったことでしょう。
そんなものに税金と時間を使って告発している暇があるなら、トヨタや日産が世界中に輸出したおしている、4輪駆動車や大型トラックがいかに軍用に転用されているかでも調べてすぐに輸出を止めたらどうかと思ったものです。
今回 北朝鮮が飛ばしたラジコン機は、報道された写真を見ると、日本のちょっとしたマニアならもう少しはまともなものを飛ばすよという程度のものだったように思います。
カメラもニコンなどを積んでいたようですが、何らかの手違いで回収には失敗したため、韓国側にばれてしまったということで、実は成功例は多数あると見るのが正解でしょう。
だいたい戦力とか武器技術とか、戦争遂行能力などは国家の総合的な国力で決まるもので、ただ単に武器さえなければ、あるいは武器さえ輸出しなければなどと言うような単純なものではないでしょう。
自衛隊が予算削減で中国製の軍服を採用しろとか、変なことを平気で言いながら、ラジコンヘリはココム違反だなどはほとんど精神異常者の主張でしかありません。
米軍の中東戦争の折は兵隊がほとんどゲームボーイを携行していて、戦闘意欲の維持にずいぶん役立ったとか、カップヌードルは立派な軍事糧食になりそうだとか、何が軍事力の要素になるかわかったものではありません。
日本やることに何でも難癖をつけてくる韓国のことですから、今回の北朝鮮のラジコン偵察機に、カメラや無線機、エンジンや燃料など、北朝鮮が手に入れたことに難癖をつけてくるやも知れません。
最近ラジコンヘリのユーチューブ動画を見ていると、送信機にはホームボタンというものがあり、これを押すとヘリがどこにいても自動的に離陸地点へ戻って来るという機能があるそうです。
この機能を北朝鮮は利用するべきであったのですが、予算が足りなかったのでしょうか(笑)
北朝鮮はさておいて、この機能はドクターヘリにぜひとも装備してほしいものです
スポンサーサイト