ホワイトハウス ダウンを見てきました、、、
昨日はまたしも、日本列島を竜巻の猛威が襲う荒れた天候の中、映画ホワイトハウスダウンを見てきました。
ワールドウオーZより見たいのがこの映画だったのですが、昨日やっと見ることが出来ました。
この映画の印象は何にもまして、ヘリコプターファンなら絶対に見逃せない映画であると言うことです。
ストーリーはまるでダイハードを見ていると錯覚するほど、アメリカ映画そのものですが、ヘリのシーンばかりだけを見ていても、映画ならでは迫力のシーンが連続します。
大統領専用機 マリーンワンが飛ぶシーンはまさか専用機を借りて撮影できなかったでしょうから、アメリカならでは飛んでいたであろう、民間のS61を3機もチャーターし、私たちが昔やったように、水彩ペンキでマリーンワンの塗装をし、編隊飛行を訓練し撮影したのでしょうか。
飛行中、大統領が、機長にあれをやってくれと機内電話で言うと、3機編隊のS61が、議事堂前の噴水のプールを10メートルほどの低空で通過するシーンが2回も出てきます。
日本のAS332 政府専用j機ではとてもありえないことですが、アメリカならではのシーンでもしかしたら、元パイロットであった 父ブッシュ元大統領がどこか他の地域で実際にやったことがあって、それをヒントに取り入れたのでしょうか。 ヘリが通過してしばらくして、ダウンウオッシュが水面を波立たせる様子は、稲がまだ小さいころの水田に農薬散布で飛んだシーンと重なってみてしまいました。 しかも3機編隊で、、、、
3機編隊で大統領専用機が飛行するのは、警備が手薄になる巡航中、どの機体に大統領が乗っているかわからなくするためであるそうですが、平和ボケの日本ではどうしているのか、一応機体は複数はあるようですが。
海兵隊が運航するヘリの大統領専用機は、コールサインがマリーンワンだと思っていますが映画で、なつかしい呼び名 ハミングバードと呼んでいましたがこれは映画だけの話なのかどうかよくわかりません。
ハミングバードがなぜなつかしい言葉なのか少し説明しますと、私の前の会社、元の名 朝日ヘリコプターが順調に会社の規模が拡大し、世間で言う普通の企業と成長してきて、人並みに社内報を発行することになりました。
そのときに社内報の名前を何にするかと言う事になったときに、かの有名な西川渉さんが、役員でおられその提案で、ハミングバードと名付けられました。
当時ヘリの騒音問題が社会問題となったりしだした時期で、鳥の仲間でも最も小型で、ハミングするようなかわいい羽ばたき音をだし、高性能にホバリングして花の密を吸う、独特の珍しい鳥に思い入れがあったのでしょうか、非常によいネーミングでした。
この非常によい名の社内報もその後就任した、文学的素養、、一般常識的素養の劣る、トンキン大学出身の社長によって、サンバードと言うわけのわからい名に変えられてしまい、そのころから会社は緩降下姿勢に入っていたのかもしれません。
話が完全に脱線しましたが、映画でマリーンワンのコールサインを使わないでハミングバードとしていたのはなぜなんでしょう。
その他ブラックホークの飛行シーンや墜落シーン エアフォースワンのシーンなどなどヘリファン 航空ファンに方には見逃せない映画です。
ここまで書いてひとつ大事なシーンのことを忘れていました。
パイロットからの視点なのですが、映画が始まってしばらくしてあったシーンです。
低空飛行をしてホワイトハウスの芝生に着陸するとき、ヘリのメインギアーが地面に接地する瞬間をアップで撮っています。
マリーンワンのパイロットは海兵隊ヘリパイの中でもそれなりのキャリアを持ったベテランが担当していると思いますが、そのこだわりの着陸シーンが見事に描かれていました。
パイロットからの視線が行かないヘリの腹の下のメインギアーが白くマーキングされたところへ寸分の狂いもなく接地します。
しかも沈下速度は早くもなく遅くもなく、全くのためらいもなく一定に、しかも、前後左右沈下率の修正もなく、見事に決められたところへ、ノーショックで接地します。
マリーンワンパイロットの腕の見せ所でした。さて何回 撮り直したのでしょうか、、、、笑
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