787とヘリのトラブル、、

 

 
 
 
 787のような旅客機とドクターヘリに使用されるヘリコプターなどは同じ法体系の元、同じような審査基準で設計製作され、同じような整備方式で運用されます。
 
 ですから今回787でおきたような初期トラブルが起き、修正改良を同じように行われています。
 
 そして同じように初期故障が起きてることも充分に考えられます。
 
 初期故障にかぎらず、普通の故障や欠陥に拠るトラブルにおいても、うまく法体系や修理整備方式が機能していれば、致命的な墜落に至ることはなく、充分な対応策がとられて、犠牲者が出ることなく済ませることが出来ます。
 
 ただしどのような対応策をとるということは監督官庁、メーカー、運航者がそれぞれ誠意を持って順法精神、安全意識に従って対処するころが基本で、それでもなお墜落の可能性はゼロになることはありません。
 
 787が充分な対応を取られていない、安全性に問題があるという考えがある方は、やや不便ではありますが他の代替手段を選ぶことが出来ますので、他の航空機を使うか、新幹線にするか、あるいは一航空会社が問題であると思えば他を選ぶことが出来ます。
 
 しかし、そのような判断は十分な知識と情報がなければ、一般の者は判断することはかなり難しいのでやはり、関係者の誠意が充分であるかどうかを判断するしかないでしょう。
 
 いずれにしても最終的には乗らないということで事故に会う確率はゼロとなりますので最終的な選択の権利はあるといえるでしょう。
 
 さてドクターヘリにある日突然乗せられることになった、患者さんはどうでしょうか。
 
 私がドクターヘリの仕事についていた5年間に1500人くらいの方を搬送しましたが、意識のない方、割としっかり意識のある方などさまざまでしたがその中でドクターヘリに乗せられることを拒否された方は、たった1名でしたがおられました。
 
 医師初めクルー全員がえーーと驚きましたがその希望に沿ってヘリ搬送は止め、救急車での搬送としました。
 
 思えば急な病気や事故で、瀕死の境にある方が、ヘリに乗るかどうかの判断をしてその意思を伝えることなどほとんど望むことは出来ません。
 
 この状態を思えば787とドクターヘリは少なくとも同じレベルかそれ以上の安全性があってしかるべきであって、そのことは運航クルーはもとより行政、運航会社、病院関係者などすべての関係者が全力で取り組む課題であろうと思います。
 
 それにしても安全運航体制があまりにも寂しくないですか、、、、、、、、、
 
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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