海上保安庁機 墜落事故 調査報告、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000027-mai-soci
ジャイアンさんの書き込みで調査報告が発表された事を知りました。ありがとうございます。
例によって小型機の調査報告はもっと注意せよ。おまえが馬鹿だから落ちたんだといういつもの結果となっていて、これで架線に引っかかって墜落して犠牲になった方は何名になったのでしょうか。
この事故の前の同種の事故は長野県で取材中の中日本航空のAS355だったでしょうか、事故調査の目的 再発防止策が全く機能せず、同じ国土交通省傘下の一部門 海上保安庁自らが死亡事故を起こしてしまったのです。
つまり 気をつけろでは全くだめだと言う事が十分分かったはずなのに、見えない線には、見えるように、ながい径間には韓国や米国その他が当然のようにやっている、風船玉のような、可視標識をつけろと言う結論がなぜ出ないのでしょうか。
遙かに離れた支柱鉄塔の頭部には注意灯が付けてあるから、たとえそれがのびた樹木に隠れて見えにくかったとしても良く注意していれば分かったはずだし、特殊な障害になる線状障害物は事前に周知教育しておけば当たる事は無いとか、机上の空論で何人殺せばきがすむのでしょうか。
最終的には衝突する障害物が可視出来なければ、回避するための正しい操作が出来ない事は常識中の常識でしょう。
すでに張ってある線に新たな標識を設置すれば、支柱の強度強化が必要で日本全国どの程度の新たな予算が必要か調べた事もないでしょうし、そのつもりもないようです。
今後 低空飛行任務のへり 警察 消防 防災 ドクターヘリなどなどが犠牲になるのでしょうか。
気をつけて飛んでいたら落ちないよ、と言われ続けて何人犠牲になるのでしょうか。
いよいよ春本番、、、
例年にない雪の多い冬がすぎ、いよいよ春本番となってきました。
冬は雪や強い北西風に悩まされましたが、春本番となれば飛行しやすい天候がクルと一般には思われるかもしれませんが、春は以外と強風が吹く季節でもあります。
本日3月30日は全国的に暖かい南風が強く吹いているようです。
各地のドクターヘリは強風の中、がんばって飛んでいることでしょうか、
ドクターヘリに企業ロゴ、
以前 このブログの記事に取り上げた、 ドクターヘリ事業に寄付をしていただいた企業のロゴが今月から機体に入りました。
また地元新聞にはこのことがニュースとして報道されました
あまり 目立たないような大きさ、位置なのでよほど気をつけていないとわからないような感じです。
興味のある方は着陸したときに見てください。飛行中にはほとんどわからないような大きさです。
自治体ヘリの問題点、、、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120315/t10013733781000.html
防災ヘリの東日本大震災時の活動状況を調査した結果の課題、問題点をNHKは放送していました。
pun*u*0461さんからの書き込みをいただきましたが私もたまたま見ることができました。
自治体などが運航する、ヘリは県警 防災 消防そして私がかかわるドクターヘリ 国土交通省地方整備局が運航するヘリなどがあります。
これらをすべて数え上げると150機近い数ですが、おのおのがすべて見事な縦割り、おのおのまったく指揮命令系統は別々、パイロット整備士、運航管理など人的、技術的は交流はまったくといっていいほどないのが正直なところでしょう。
各箇所はそれなりにがんばって任務を安全確実に実施してはいるのでしょうが、いかにせん、ほとんどが小所帯で、おのおのがやっている業務の技術的なレベルや、安全管理などほとんどノーチェックで放し飼いというのが実情でしょう。
それなりの運航会社が入っているところは、ある程度の人的交流を自社でやったり、技術的な目配りをすることは可能ではありますが、運航責任は自治体などにあるために最終段階での決定権はないというところが曲者です。
実際の運航を支配するためには運航の決定権者が事務屋さんの素人ではなく、最高の運航技術を持った機長と同等以上程度の、経験見識のある者がやる必要があります。
がそんな人材はどこを探してもいないということは実情でしょう。
当然ながら、自衛隊の運航組織はそのような人材が指揮官として最終的な運航決定権を持っているようです。
ヘリコプターという、一見 便利で何でもできそうな航空機の運用は素人集団ではそう簡単には行かないということが、今回の東日本大震災での自治体ヘリの運航でよくわかったという結果なのです。組織を改めないで、臨時的な管理方法を構築してやればうまくいくと、JAXA などがシステムを開発して仕事にしようとしていますがそれはうまくいかないでしょう。
某県の某防災ヘリの機長は、あるいは某県警察航空隊の機長はどのような技量経験で、どのような訓練を経ていて、さらにはどのような弱点を持っているかなど、いったい誰がどのように判定してきたのでしょうか。
ヘリコプターの運航組織は、最低限10機以上で、操縦士や整備士 運航管理者など最低限15名以上ずついて、若手から責任者クラスまで、年々成長していって、弱点や技量や経験の偏りなどをうまく指導育成していくようなものとする必要があるでしょう。
あるいは飛ばすヘリの機種や搭載機材なども、同じ県で、同じようにホイスト 映像中継機材 消化バケット、医療搬送機材など同じものを、消防も警察も防災も持つことがほんとに必要なのかも検討課題でしょう。
ある県は 患者の搬送は県外から、あるいは県外へは一切飛ばないとか、ある県はどこにでも飛ぶとかあまりに整合性のないことをしながら、大震災では同じ現場へ何機求んで時間を無駄にするとかは笑い話ではすまないことでしょう。
ヘリは10機単位以上での集中管理で県や市町村は飛び越えて運用管理するべきでしょう。
3月11日 あれから1年、、、、
今日は3月11日 あれから早一年が過ぎ去りました。
正確には3月12日の朝 6時40分にここ豊岡病院を離陸して、東北へ向かいました。
今日は奇しくも当日のDR NS 整備士 そして私 同じメンバーが勤務しています。
現地はさまざまな問題山積でなかなか復興が進んでないとテレビでは言っています。
しかし時間はどんどん過ぎていっているようですが、一年後の今日も同じ場所で同じメンバーで勤務です。
孫の進路、、
上の孫に続いて下の孫も高等工科学校を目指しましたが、力 及ばず実現しませんでした。
第二志望の地元の工業高校へ受験をし、無事合格の発表の日の写真です。
その高校にはなんとなんと、遥か昔訓練を受けたT1がありました。
40年も前、九州の芦屋基地で20歳の青春真っ只中 残念ながら自分が飛んだの正確にはT1Aでしたのでこの機体T1Bは乗ったことはありませんが当時の雄姿はそのままでした。
自宅からすぐ近くなので懐かしい姿にいつでも会いにいけると思うと、孫の合格ともどもうれしい限りです。