いよいよ3月末で定年、、、、、、


ヘリコプターで飛ぶことだけで35年以上過ぎ、3月末で何とか無事ひとつの区切りを迎えることとなります。

先輩には80歳近くなっても現役で飛んでおられる方から、自衛隊の同期生などは54歳の定年で完全に飛ぶことから離れた仲間たちや、運航会社にいる仲間たちは60歳の定年できっぱり引退したり、65歳まで連続最大馬力以下くらいにパワーを落として飛び続けるものなど様々です。

航空自衛隊の航空学生の大先輩に、F86Fから大手定期航空会社に移って、60歳の定年まで747-400の部長として飛び続け、その後子会社のコミュータ会社に社長として派遣されてもなお、小型旅客機の機長の資格を取って、65歳まで飛び続けた、うらやましいほどのパイロット人生を送られた方もいます。

多くの先輩や同僚たちの定年後の身の処し方を参考に、自らはどのように生きるべきかを悩む時期がすでにかなり前から来ています。

パイロットとしての能力はすでに50歳くらいから確実に降下のパスに間違いなく乗っていますので、定年を期して新たなことをはじめることはありえません。過去に身に着いた少ない財産を食いつないで、何とか持ちこたえながらある時期まで飛ぶことは是非したいところですが、そのことが後輩諸氏や新たにヘリパイロットの道に入ろうとしておられる方の邪魔になるようなことがあるならばそれはなんとしても避けたいところです。

若いころから会社にとっては好都合な、ある意味会社の指示に従っただけとはいえ、ただ飛び回って会社の売り上げに貢献するパイロットであったので、後輩の教育や訓練は少ない機会しかなく、後輩たちには本当に申し訳の無いことをしたものです。

今現在15500時間を越えたヘリコプターの飛行時間にこだわって、恥も無く日本一を目指すか、潔くある時点で身を引くか悩ましいところです。

ピーク時は何でもやらせろとヘリコプターがやれるほとんどの仕事をしたものですが、今現在出来るフライトはドクターヘリと報道取材と難易度の低い物資輸送のフライトくらいになってしまっていますので、年と共に商品価値はずいぶんと落ちてしまっていることは隠しようがありません。

許されるなら、業界の片隅でブログで愚痴を言いながら、ある程度の時期まで飛ばせていただいて、そのうち人知れず消えていくことにしましょう。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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