基地病院には複数のヘリが着陸できるように、、、、、


 昨日 1昨日と他県との共同訓練が続きました。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090311-00000155-mailo-l36

ドクターヘリが県をまたいで、隣県との共同運航をしたり、自県の防災ヘリが、ドクターヘリとの共同救命飛行をするような場合に、基地病院には同時に2機のヘリコプターが着陸するような機会が増えるものと想像されます。

 また 大災害時には他にも防衛庁のヘリや警察関係のヘリなどが臨時に救急患者さんを搬送してくることも考えられます。

 基地病院のヘリポートは屋上に限らず、最短時間で患者さんを病院内へ搬送する最後の経由場所ですので、ここで無駄に時間がかかると、せっかくのヘリコプターによる迅速な搬送も無駄になってしまう恐れがあります。

 患者さんを降ろしたヘリが、そのヘリポートを離れるには、降ろす時間のほか、ドクター同士の患者情報の申し送りや、院内に搬送したストレッチャーが帰ってくるまでなどでどうしても15分から30分程度の時間がかかってしまいます。

 ですから 同時に2機着陸できるヘリポートというものが理想的なのですが、費用や敷地の関係でなかなか 出来ないようです。

 日本には聖霊三方が原病院に屋上同時2機着陸可能へリポートがあるのみでしょう。

 屋上には出動待機 患者卸しのヘリポート、地上は格納庫隣接の給油用へリポートというものが出来たとしたら理想です。

 このようなものは今までドクターヘリや消防防災ヘリなどが、頻繁に患者さんを搬送していなかったのと、他県や他機との共同の運航の機会がほとんどなかったので、その必要性があまりなかったようです。

 現在ある屋上へリポートでも、25メートル四方で5トン程度の強度があるものは、ドクターヘリ程度ならは対角線上に2機同時に着陸することは安全上何の問題もありません。

 過去に東京の芝浦へリポートはそのように3着陸していましたが、最近では法規則を厳正にと言うことでしょうか、やらなくなってしまいました。

 きわめて多額の費用がかかる、1病院基地2機着陸の施設を整備するか、今の場所に2機同時に着陸することを容認するかどうかは、単に航空法どうのこうのという以前の話ではないでしょうか。

 広大なヘリポートに1機しか着陸できないで過剰な安全マージンを取って、現実無視の莫大な費用をかけることを社会に求めるか、一定安全リスクを享受して、今の施設を最有効利用して救急患者の命を優先するか、ただの航空法執行行政が簡単に決定できるものなのでしょうか。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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