羽田でJALと海保が衝突炎上(6)、、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/ef1255079d29682adb913941f5326f627775e1e4

今日は羽田JAL衝突炎上事故の航空管制上の疑問点などについてr取り上げます。

 今回の事故や同種のインシデントが結構世界的に多発していることがあって15年ほど前に国際的に管制用語の使い方に相当な改善がなされたり、管制英語の資格が設定されました。

 この規則は管制方式基準というもので、この用語で一字一句間違いなく行うの必要があるのですが、英語という言語を使用している関係で、必ず守られているかと言うと、そうとも言えないようです。

 日本では民間の航空管制は監督官庁の国土交通省航空局の国家資格の管制官が国土交通大臣に代わって行うことになっていて、一応、極端に言えば管制官が殿様、パイロットは奴隷という関係にありますが、大手航空会社は親会社、航空局が下請け子会社という関係であるとも言われている面があります。

 ヘリや小型機の場合は会社には大きな力がないので、名実ともに奴隷で何か間違いがあると始末書をとられるということが多発しています。

 海保と管制官はいわゆる同じ国土交通省なので、同じ会社、お仲間という面は否定できないでしょう。

 自衛隊の飛行場などは国家資格を持つ自衛官の管制官が国土交通大臣に代わり管制を行うという建前にはなっていますが、自衛隊の飛行任務を最優先するという立場なので、どちらかと言うと、管制はサービスで、組織や階級などからパイロットの組織、飛行隊が力を持っているようです。

 といことで何かもめごとがあった場合に、ヘリや小型機のパイロットが管制官に「何をやっているんだー」などと言うことはほぼあり得ないのですが、大手航空会社は抗議を申し入れたり、苦情を言う場合もあるようです。

 特に今回のような大変込み合う飛行場管制では、管制方式基準を守るだけでは十分でなく、パイロットと管制官の英語力や判断力、などが安全、効率に大きな影響があり、いわゆる上手な管制官、パイロットと言う側面が大きな影響があるようです。

 今回の場合、双方が全く同じ用語を使用したと仮定した場合でも、その通信を発した、時間、航空機の場所によって全く誤解鳴く安全だった可能性がパイロット管制官の通信技術の優劣が影響しています。

 JA722 ユーアー NO1 タクシーツーC5 ホールデイングポジション と管制塔が送信したのですが、 海保の機体が C5を曲がる手前なら、滑走路手前の停止線で止まったことでしょう。

 しかし、管制官の同じ送信を、機体がすでに左に曲がってC5に入って すでに止まっているか、ほぼ停止ラインに来た時に同じ言葉を受信したら、そのまま滑走路に入る可能性が極端に高くなります。

 管制官が相手機の位置と動きを目視して理解していたら、発する言葉は誤解を与えないような語句を選ぶべきでしょうし、自分が発した指示が守られているかは必ず確認する必要があります。

 発した通信は必ず守ってくれるなどと気を許したら取り返しがつかないことになるという、見本のような事故でしょう。

 今日の記事 良ければ 「拍手」 クリックよろしくお願いします。
スポンサーサイト



ドクターヘリ、レーダーではただのよそ者、、、、

管制情報懇談会 (1)

 救急車や消防車、パトカーなどは緊急車両と指定されていて、緊急任務で走行するときはサイレンを鳴らし、赤色灯を点灯して走行するので、周りの運転手や歩行者には明らかにわかり、道を譲ったり、信号を無視して走ることを予測できます。

 緊急車両には優先的に走行する合理的な理由があり、優先させる規定が決まっているからでしょう。

 ドクターヘリにも就航後になってから、航空管制上の優先順位を与えるということが決まり、最近では最優先されていた、旅客機に道をゆずってドクターヘリが優先されるような事例も報告されているようで、常識的な運用をするようになってきたようです。

 ドクターヘリには救急車と同じようなサイレンが大音声のスピーカが装備されていて、必要な時には注意を呼び掛けることができますが、空の上では他の航空機からは全く聞き取ることができないうえ、赤色灯のようなものは装備されていないので、機体の色でドクターヘリとわかっても緊急飛行中かそうでないかは識別することができません。

 空港や航空機を完成するところにはいくつものレーダー画面があって、計器飛行方式の旅客機などを識別し、レーダー誘導し、優先順位に従って空港へ誘導するなどの、管制業務をしています。

 そのためにはレーダーに映る多くの機影を見て、それがそれぞれどの航空機か初めからわかるように旅客機には便名別の2次レーダーコードを指定していますので、離陸から着陸まで、どのレーダー基地でも管制塔でも一目瞭然にわかるようになっています。

 有視界飛行の航空機は2次レーダーコード1200を発信しますので、有視界飛行の航空機であることは管制官にはわかりますが、どの航空機かはわからないことになっています。

 緊急で飛行するドクターヘリや防災ヘリ、警察ヘリなどは有視界飛行なので他の有視界飛行と同じように1200を発信しながら飛んでいますので、管制と連絡して優先扱いをしてほしい時や、他の航空機との間隔をモニターしてほしい時などには管制機関と無線交信し、新たに2次レーダーコードを指定してもらって発信し、R.Rコンタクト、つまりレーダーと無線で識別してもらう必要があり、これは有視界飛行の航空機と同列の手順ということになります。

 2次レーダーコードには4096通りのコードがあり、いくらでも空いているので緊急で飛行すrドクターヘリや防災ヘリ警察ヘリ度に
はあらかじめコードを決めておけば、レーダー管制官は無線連絡がなくてもあらかじめわかることになります。

 緊急事態の航空機、ハイジャックの航空機、無線故障の航空機の場合はあらかじめ決められたコードがあり、レーダーでこれを受信するとレーダールームで警報音が鳴るようになっていて即座にわかるようです。

 例えば警察ヘリなら0110,消防ヘリなら0111、ドクターヘリなら0113などと決めておけばよいと思うのですが、なぜか日本の航空管制当局はやらないようです。

 救急車がサイレンを鳴らして赤色灯をつけて走行することと同じだと思うのですが、緊急航空機が3分も使ってR.Rコンタクトをするのは相当な非合理だと思うのですが、だれも実現に動かないのが不思議です。

 今日の記事 良ければ 「拍手」 クリックよろしくお願いいたします
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
その他
9位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
8位
サブジャンルランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR