鳥のように飛べるか、ヘリパイロット、、、、



 パイロットになったら大空を自由自在に、鳥のように飛べるか、ヘリコプターならできるのですが、固定翼ではかなり難しいと言えるでしょう。

 ブルーインパルスのアクロバットはいかにも鳥のように自由自在に飛んでいるように見えますが、少しの経験ですが、相当力が入って鳥のように自由自自に飛んでいるというよりはどちらかというと相当気合が入って一生懸命鳥のように飛ぼうとしているというのが実態ではないでしょうか。

 ヘリコプターの場合は速度ゼロから、屋上ヘリポートや狭い場所から、いかにも鳥のように飛び立ったり、着地したりするのは、鳥が電線に着陸したり、飛び立ったりするような技で、いかにも自然に力むことなく、最大馬力を使うわけでもなく、離陸は少し頭を突っ込んで馬力を使わないで加速し、着地はフワーット軽くフレアーをかけて速度を要録に変えて、静かに電線に着陸します。

 ヘリのパイロットはほんとに鳥と全く同じように飛ぶことが、終局的な技の会得が目標となるのでしょう。

 どこかのドクターヘリのように、エンジンを思いっきりふかしてまっすぐ上がったり、屋上ヘリポートチョクゼンで高い位置で速度を殺してエンジンをふかして降りるような不細工な鳥はほとんどいないように思います。

 生コンを運ぶときも、ドクターヘリを屋上に着陸させる時も、何か自分が鳥になったような飛び方を理想としていたようです。

 いつのころからか、自分が鳥になったとこを忘れて飛び回っていたようです。

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ドクターヘリはなぜ低く飛ぶのか、、、、

和歌山ドクターヘリ (885)

 ネットを見ていたらドクターヘリはなぜ低く飛ぶのかという書き込みがあって、それに答えているものがありました。

 もちろんその方はでオクターヘリが低く飛んでうるさいから必要以上に低く飛ぶなと言うことを言下に秘めているようです。

 ドクターヘリが低く飛ぶのはもちろん、必要以上に高くとんで時間をロスしないという大原則がありますが、航空法の最低安全高度の規定があり、密集地300メートル以上 海上や大平原は高度ゼロまで、その他の地域は150メートル以上と決められています。

 ドクターヘリには救助特例が認められていて必要なこの制限は守らなくても良いことになっています。

 その他の条件で、当然ながらすべての航空機は離着陸の場合にはこの規定は守らなくて良いことになっていますが、これは離陸に引き続いて上昇し、着陸のため巡航から降下する場合です。

 ドクターヘリはほぼ200キロで巡航するので、10分でほぼ30キロ飛行し、上昇降下率はほぼ1分あたり150メートル程度で、上昇時のみ速度は100キロ程度にしますので、巡航高度を800メートル程度とするなら、10分のうち6分くらいは上昇降下になり、水平飛行は4分くらいにしかなりません。

 30分も1時間も巡航するなら地上の方の迷惑にならないように2000メートル以上とかなるだけ迷惑にならない高度を飛行できるのですが、10分15分程度で離着陸する場合は、高い高度を取れないということになってしまいます。

 速度を落として高度を取れば良いと思うかもしれませんが、200キロで1分で3キロ離れるほうが騒音公害は少なくなる可能性も高くなります。

 速度を落として高度を上げ下げするより高速で早く通過するほうが、騒音防止にも患者さんのためにもなるということだと思いますがいかがでしょうか。

 この他、肺疾患の患者さんのためにできるだけ低く飛んだり、雲や霧のために低く飛んだりする必要がある場合が有りますが、パイロットは患者さんを最優先はしますが、地上の皆さんのことを忘れているわけではないのでできるだけのご協力をお願いいたします。

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ヘリコプター着陸、、電線の見つけ方、、、、、

和歌山ドクターヘリ (356)

 飛行場やヘリポート、そして、申請許可された場外離着陸場においてヘリコプターが通常の進入方法で着陸する場合には電線に引っかかって墜落することはありません。

 通常の角度で進入する経路に電線があってはならないことになっているからで、巡行中にも最低安全高度を維持して飛行する場合には障害となる電線はないことになっています。

 ところが自衛隊ヘリはじめ防災ヘリなどには電線などをぶつかった時に墜落しないように、風防の上やスキッドに刃物のようなカッターが付けてある場合があり、実際に山林火災の消火作業中に自衛隊ヘリが関西電力の送電線にぶつかったことがあり、無事に線が切れて墜落を免れた事例がありました。

 事前に許可を受けていない場所へ着陸する場合には、電線に引っかかる可能性があるということで、注意深く前方を監視していれば障害となる線を発見して避ければ良いではないかということになりますが、実は上空から見る場合に線状の障害物は背景に溶け込んでほぼ見えないと決まっています。

 つまりはぶつかってからか、直前まで見えいないのが普通なので、ドクターヘリの離着陸がユーチューブで流れているような、垂直に近いほどの急角度での離着陸すれば安全だということになるのですが、実は電線を避けるためには安全なのですが、秦野の事故のような空力的な危険性が強くなるという弊害もあります。

 ではどのような方法で進行方向の危険な電線をいち早く見つけて、離隔を取るか回避するか、進入方向を変えるかという処置を取るべきなのですが、ただ漫然と前方や下方を見ているだけでは見つけることはできません。

 電線はほとんどが電柱から伸びているので、まずは電柱を見つけ、電柱からどちらへ電線が伸びているかを見ると電線を見つけることができる場合が多いでしょう。

 送電線鉄塔もおなじで、この場合は電線を取り付ける碍子がどちらを向いているかを見ると良い場合が多いようです、

 電柱ではなく、家屋の軒先から電柱へ伸びている場合もあるので、しかも斜め上へ伸びている場合などは相当な注意が必要です。

 さらに発見困難な例では電柱が山林の立木に隠れていて、まるで空中へ電線が飛んでいるような例や、送電線が交差していたりと、落とし穴が多くあるので、離着陸のたびに自分の現場知識を積み重ねる必要があります。

 危険な電線は離れて飛べば問題ないかというと、先ほどの事故例のような深い角度の離着陸では、空力的な問題で危険に陥る可能性があり、線か進入角かの選択は状況に応じた難しい判断が必要となる場合がるので、経験の積み重ねが必要となります。

 事前調査許可なくどこへでも着陸する可能性のあるドクターヘリがいったん線状障害物にぶつかる事故が起きれば、ワイヤーカッターの装備を義務付けることになるでしょう。

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ヘリコプターの垂直離着陸、、、、

204 主要なもの (10)

 ヘリコプターが地上を離れてホバリングするとき、また逆にホバリングから着陸するときはローターが時計回りかその逆かによってスキッドの左右のどちらから接地するかが決まります。

 前後方向はほぼヘリは後ろが重いので、スキッドの後方から接地しますので、ベルのヘリなら左側なの最後方の一点をまず接地させその後、右前方へと接地させてから、ピッチレバーを下げて揚力をゼロとしてやります。

 ただ中心を守ってホバリングを完全に静止させて姿勢でピッチレバーを下げると、ほぼ右前方へ少しずれながらスキッド全部が地面をとらえることになるようです。

 ユーチューブでヘリの離着陸動画を見ているとまさしくそのような離着陸をする様子が見事に映っていました。

 初心者が離着陸する場合にスキッドの一点が最初についてから着陸し、離陸の場合はスキッドの最後の一点の姿勢を十分にコントロールして地面を切るという操縦を会得する必要があるということになります。

 その微妙な部分はただ正確なホバリング位置をキープする操縦ではなく、ヘリの動きはその一点を中心に弧を描く動きになるはずで、その微妙な弧を描く操縦がなされないと一点が着いてから、スキッド全体が着くまでにほんの少し動いてしまうということにになります。

 車輪式の場合は様子が少し違うのは、離着陸の場合、後輪が最初に着き、離陸は逆に前輪が先に上がりますが、いずれも後輪の半回転ぐらい前に出てやると、タイヤが回転するので、スリップするようなことを避けてやるとタイヤが長持ちします。

 この場合はわざと前方へ動かしてやりながらの離着陸が良いようです。

 つまり、いずれにしても離着陸の瞬間はホバリング静止の中立が正解ではなく、ほんの微妙なコントロールが必要となり、これができないと素人の操縦ということになります。

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ヘリコプター夜間の離着陸、、、



 航空機の離着陸は昼間と夜間では圧倒的に夜間のほうが難しいということになるのですが、現在の民間飛行場のように、照明設備が完備し、無線誘導などが充実しているとそれほど難しくはないと言えるでしょう。

 ヘリコプターの場合は照明施設だけで、無線誘導などはほぼないので、暗闇に凪れるので視覚情報が圧倒的に少ないので、昼間と同じようにとは行かないでしょう。

 一番、簡単確実安全にということになると、昼間と同じように、8度などと決められている角度で進入し、速度を一定の減速率でヘリポート直上で2メートルなど決められた硬度で止まるという基本を守ることだと言えます。
 
 離陸の場合はこの逆で決められたホバリング高度から決められたエンジンの出力を使って一直線に上昇角度に乗って加速するということになります。

 ところが素人の取り巻きが騒音被害の軽減でなどと理屈をつけて、離陸はまっすぐに50メートルも上がったり、着陸を45度にもなる深い角度での進入を強要しているようで、パイロットも強い馬力のヘリに乗ることもあって、このような飛び方をしている場合が多いようです。

 夜間このような飛び方をするとというか、普段から基本通りに飛べないパイロットが昼間と同じような離着陸をするとどうなるかというと、秦野の墜落事故、頻発ということになるでしょう。

 普段から基本通りに飛べないパイロットが視覚情報の少ない夜間に基本通りに飛べうということはありえないということになります。

 視覚情報によって自分が飛飛んでいる、パス、経路が基本からどの程度外れているかは、基本を知らないパイロットにはわからないということになり、自分がどの程度の危険領域に入っているのか分からなくて、あっと思ったら墜落となります。

 夜間飛行はとても無理ということが言えそうです。


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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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