近い将来なくなる職業 パイロット、、、、

バスやタクシーやトラックの運転手の処遇があまりに悪く、なり手がいなくなっていよいよ困ったことになりそうになって、急に無人運行、自動運転だと騒いでもそう簡単にはいかないようです。
50年以上前、最後の有人戦闘機言われたF104が日本に導入されて、それを目指していた自分が引退するころには航空機はすべて無人で自動操縦で飛ぶのかと、ふと信じそうになりましたが現実はそうはならなかったようです。
航空機の分野で言えば、安全性を考えないと、操縦が単純、簡単なものから自動化無人化が導入されるので、空港間を飛ぶ旅客機が最初になり、定期便のパイロットと言う職業が最初になくなるはずですがそうはいかないようです。
飛行中の仕事はほとんどが計器の監視で、操縦作業が簡単なのに、給料がバカ高くて、組合がうるさい人種は航空会社の経営者にとっては一番いなくなってほしい職種で、安全上も一番に完全自動化の可能性が高くて、実現性高いのに、いまだ見通しは立たないようです。
もっと単純で安全確保がやりやすい、当初はお猿の電車の運転手と揶揄された、新幹線の運転手がやっと自動化の実現が視野に入っていたようですから、60年もかかっています。
運行当初からの実現している神戸や大阪のモノレールにしてもやはり事故が起きていますので、世界で開発中の車の自動運転で事故が多発することは避けようがないのかもしれません。
私の住む団地でも高齢者の日常の足にと、ゴルフ場のカートのような電気自動車の実験運行をやっていて、同じような車が福井県で完全自動化運転をしていて、ついに自転車と衝突したそうです。
と言うことで、このブログの本題のヘリコプターの分野の場合、ドクターヘリや防災ヘリの運航の実態を見るとき、ほとんど自動化など夢のまた夢で、ほんの少しの巡行の時間だけ、自動操縦でまっすぐに飛ぶだけで、状況がすべて違う数多い離着陸場での操作はとても自動化できないでしょう。
と言うことで、100人のヘリパイロットがいれば100通りの飛び方があって、下手糞から神業からまで、素人にはほとんど理解できない、わからない世界なので、これはなかなか魅力的な仕事です。
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空飛ぶ車の原理と安全、、、、

世界中でいろいろなタイプの空飛ぶ車が開発競争中で、大阪万博でどデビューが目の前ですが、その飛行原理と安全性について少し紹介してみます。
基本形は4組のモーターで駆動されるプロペラが装備されていて、バッテリーから供給される電気によってまわるようにになっています。
4つのモーターに入る電気の電圧を変えてやることによって、それぞれのプロペラの回転数が変わり、前2つのプロペラより後ろ2つのプロペラを速く回すと、後ろ側の揚力が大きくなって前に傾くと前進し、同じように左右と後進が切るようになっています。
紙幣方向の向きを変える操作は、同じ方向へ回している対角線上のプロペラを回転数を変えることによるトルクの制御で行います。
4組のプロペラの電圧を同時に同じように上げると機体は上昇し、電圧を下げると降下することになります。
各々のプロペラは固定ピッチで、モーターと直結してあって、出力は電圧の調整で行うようです。
ヘリコプターはローターが可変ピッチになっていて、しかも、360度一回転する間にもピッチ角が自由自在に変化して要録が変化し姿勢の制御をおこなう複雑な構造になっています。
空飛ぶ車は4つのプロペラが固定ピッチなので、1規でも電力の供給が止まれば回転が止まり姿勢制御ができなくて墜落しすべてのぷっらの電力が泊まれば回転が止まり、ピッチ角がマイナスまで調整してオートローテーションができるヘリのような不時着はできません。
小さな固体に大容量の電力を蓄え、大容量を一挙に流すバッテリーは熱暴走による電圧低下や火災の可能性があるので、何らかの安全装置が必要なのですが、どのように対処しているかは不明です。
固定ピッチのプロペラをモーターに直結して簡単な構造として、故障の可能性をゼロとするようにしているようですが、バッテリーや配線は2系統として、最小限の安全性は確保するべきでしょう。
ヘリはすべての機種がエンジン出力がゼロとなっても不時着が可能な構造なのですが、電動固定ピッチの空飛ぶ車は不時着ができない構造なので、どのように安全性を確保するかが耐空証明のポイントとなっているでしょう。
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作れない国産航空機、、せめてエンジンだけでも、、、、

写真は1970年当時、今から50年以上も前ですが、福岡県の芦屋基地で訓練を受けていた当時、滑走路のわきで取ったものです。
この練習機はT1Bで 開発当初はエンジンの国産化が間に合わず、イギリス製のエンジンを積んでいて、やや大型だったので確か最大パワーを落として、そして燃料が機内だけでは足りずにドロップタンクを装備していたのですが、この機体用の国産エンジン、石川島製のJ3が出来上がってきて、ドロップタンクはつける必要がなくなったものです。
1963年には機体エンジンとも国産のこのT-1Bが納入されたそうですから、60年も前には純国産の航空機が出来上がって飛んでいたのです。
その後は少量生産された航空機、エンジンがあったようですが、どうもあまりぱっとしない状態で、世界に対抗できる国産技術がほとんど育っていないようです。
トヨタがタービンエンジンとハイブリッドとの相性が良いということで子会社のアイシンに研究開発させていたようですが、最近は何の情報も出てこないので、あきらめたのでしょうか。
日本はジェットエンジンはほぼライセンス生産か部品などの下請けのようで世界で主導権を取るrべるに行っていないようです。
60年前のT-1Bからうまく開発すればチャンスはかなりあったように思うのですが、ヨーロッパ勢はアメリカに対抗してエンジン、機体とも完全にガチンコ勝負できるような体制を作ることに成功したようです。
日本は車、家電、などの分野で大成功を収めたものの、ほぼ中韓にタダで技術をくれてやって没落してしまったようです。
今更遅れは取り戻せないかもしれませんが、航空機は今後も最先端技術のトップ分野なので、各種の機体エンジンの開発の機会に欧米にぜひとも追いつくような官民一体の体制が必要と思いますが、MRJなどの顛末を見ていると先行き不透明のようです。
電気自動車のようなまがい物に莫大な補助金を出している場合ではないと思うのですが、、、
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どうなる 日本の航空機開発、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c3b8211b4514e3796473a7b5e9276d4a97fafae
イギリスとイタリア日本が共同開発する新しい戦闘機の開発本部はイギリスにおき、トップは日本人が就任することに決まりそうだということです。
アメリカ以外の国が共同で開発して対抗しようということらしいので、やはり主導権はヨーロッパ勢で日本はただ単に、資金を出して、そして完成機は日本が一番多く買うということなのでしょうが、果たしてうまくいくのでしょうか。
日本は戦後航空を長く禁止されて、その後世界の航空機開発競争では見るべきものがあまりないという状況が続いた後、T1、YS11,MU2、など世界で認められるレベルにはいかなかったようです。
ヘリの開発ではBK117が共同開発という名目ではありますが、世界の販売数の10分の一しかもらえずに利用された格好になっています。
下請けとしては多数の旅客機やS92などをもらってはいますが、独自性はないようです。
そして、MH2000,で失敗し、MRJでも失敗、ロケットも見るべき商戦での活躍はなく、そして戦闘機の共同開発に取り込まれたようです。
この様子では、日本独自の開発は今後30年50年はなさそうで、いわば体よく芽を摘まれたのではないかと思うような状態です。
そしてあるのはわけのわからない空飛ぶ車だけのようですが、無人機や多目的ドローンなどの開発で、独自性を出して世界に通用する実績を残してほしいと思いますがさてどうなるでしょう。
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素人評論 電気自動車、空飛ぶ車の実用化は可能か??

https://news.yahoo.co.jp/articles/89d3b02396fef2c1a2c85391ba12ded73a56918d
最近のニュースではあれほど勢いが良かった電気自動車が中国では新車のまま大量に捨てられているというニュースを聞いて、さもありなんと思うこの頃です。
そもそも、電気自動車や空飛ぶ車というものが科学的に成り立つのかという基本的な命題がありますが、多額の補助金や、ゆがんだ制度をごり押しして、全体を変えられるかということは冷静に考えるべきことでしょう。
石油や石炭を燃やして、回転エネルギーに変え、車を走らせたり、飛行機が空を飛んだり、巨大な発電機を回して電気を作って家庭や工場に送って今の社会は成り立っています。
化石燃料が地球温暖化の原因となるので、再生可能エネルギー、太陽光や風力発電で電気を作って、化石燃料の使用を減らして、家庭や工場の電力を供給したり、電気で走る車や空飛ぶ車を作って普及させようとことだそうです。
ところが国全体の電力エネルギーを再生可能エネルギーで作ろうとすると、再生可能エネルギの生産量には限界があり、自然が大きく破壊されてしまうことがほぼわかったようです。
国家全体の必要な電力エネルギーのうち、60%以上を化石燃料で作ることはほぼ必要なようですから、今の車をすべて電気自動車に変えようとすると、さらに化石燃料を使った発電所を増やすしかないでしょう。
そうすると、どうなるかと言うと、石油を燃やして、回転エネルギー変えて、その回転エネルギーで発電機を回して電気を作り、需要家、つまりは電気自動車の充電する場所へ送り、バッテリーに充電し、その電力でモーターを回して電気自動車が走るということになるでしょう。
このようなエネルギー変換をして、送電し、充電するシステムが、直接ガソリンでエンジンを回して走る車のエネルギー効率に勝ることはありえないでしょう。
何のためにわざわざエネルギーロスを何回も繰り返す必要があるのでしょうか、
ごく一部の電気自動車をの充電を太陽光発電から直接できるようなら存在価値があるでしょうけれども、日本の車すべてにそのようなシステムを備えることはできないでしょう。
空飛ぶ車の実現性があり得ないのは、飛行機は車の最低3倍程度以上の重量エネルギー効率が必要なので、バッテリは電気自動車の3倍以上積む必要があって、十分な性能は出ないということになって実用性のある空飛ぶ車は今のバッテリーモーターの性能では成り立たないということはだれでも知っています。
今の科学技術ではその性能を突破できる見込みはないようですから、空飛ぶ車はすべて詐欺と言え実用愛は期待できないでしょう。
変換を繰り返すほどエネルギー効率が上がると言っているような詐欺システムを実用化すれば化石燃料がいらない夢のような世界が実現できるのですが、早く達成しないと石油がなくなりますよ、、、、、
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