海上保安庁 無人機をサミット警備に使用、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/34ac7914e5aa977a0404a0e0f9097e57d28d7ab3

 ニュースによると海上保安庁が無人機 シーガーデンを広島サミットの海上警備に使用すると発表したそうです。

 もともとは領海の警備用に1機すでに保有していて、23年度中には2機追加して3機体制で行うとのことですが、旅客機の無人化に先行して、アメリカ製を輸入してすでに実用化してしまったようです。

 海保は軍事使用ではなく、民間運用なので、航空法には多分無人機の規定がすでに盛り込まれたと思いますが、相当な項目を決める必要があるので、どのようになっているのか大変興味のあるところです。

 実際に飛んで操縦するパイロットとは違って、地上で運用するオペレーターはパイロットと同じような訓練や試験が必要でしょうし、実機が離着陸する空港kで離着陸し、同じ空域を飛ぶので、優先順位や管制方式など多くの新しい規則が必要となります。

 オペレーターは地上で飛ばないので、ある意味パイロットの職場を奪ったことになりますし、実際に有人で飛んでいるパイロットと、空域や飛行場で競合するので、パイロットにとっては気がかりとなりそうです。

 今回の広島サミットでは北九州空港を基地として飛ぶそうですから、すでにある程度はどの空港からも離着陸できそうなので、パイロットが飛ぶどの空港へも離着陸できるようですし、領海警備なら相当低空飛行することも考えられると、飛行機との優先順位や飛行空域に懸念があり、ドローン以上の課題がありそうです。

 また機体整備や耐空検査、オペレーターの技能証明などの課題がありそうです。

 海保の発表したオペレーション室の画像では、10台近い大型モニターがあって、多分複数のカメラの映像、GPSや衛星監視の位置情報、機体のエンジンや速度高度などの情報が映し出されるようですが、なんと映っている初期画面がウィンドウズ11の初期画面の風景画で、そんなものですべての情報を官トロールしていて大丈夫なのかと気になりました。

 無人機になっても飛ばないパイロットが必要なので、正確にはパイロットの職場がなくなるわけではないのですが、それにしても24時間通して交代で飛ばすのは、飛ぶパイロット尾は一味違ったストレスがありそうです。

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スカイドライブ 販売開始、、、

スカイドライブ

 https://news.yahoo.co.jp/articles/8750ca0f12b205d7a4c5e5fa923797b1bb1c513e

 日本の空飛ぶ車のトップメーカー スカイドライブ社が商用機「SD-05」の個人向け予約販売を開始したというニュースが入っています。

 ベトナムから確定10機オプション90機の申し込みがあったほか、日本の投資家でホンダジェットの国内第1号所有者が予約したそうですから本気モードです。

 私見で公開していたものより一回り大型でスタイルもあか抜けているようですが、性能はいまいちで2人乗りで最高速度100キロ、っ飛行可能時間が5分から10分、飛行距離は10キロ程度しか飛べないようですから、実用機とは言えない性能のようです。

 つまり性能からいうと実用化はできないほどですが、買うほうは実用できると思っているようです。

 10分しか飛べないということは、電池な性能が十分にないということで、その解決の見込みは立っていないということになりそうです。

 大阪万博では見世物としては飛べそうですが、実用として2地点を結ぶ運航はかなり難しそうで、無理して行うと危険が伴うでしょう。

 価格は2億円とヘリの、R22と比較してほぼ10倍、価格でも相当な開きがあるようです。

 外観でみると、多数のプロペラが付いているので、一つや2つ止まってもいきなり墜落はしないと思いますが、それでもパワーが落ちるのでホバリングして着陸できるかどうかが、型式証明を取れるかどうかの分かれ目でしょう。

 今一つ型式証明の条件でむつかしいなと思うのは、ドローンを飛ばすと、あまりに風に弱いので心配なのですが、一応航空機はすべての条件が一番不利な場面で安全性が確保されている必要があるので、相当なテストフライトでの安全性が要求されそうです。

 それにしても2億円150万ドルは高すぎで、3000万円程度が限度ではないでしょうか。

 電気自動車バブルの崩壊で、原料のリチウムが大暴落しているそうですから、少しは追い風になりそうです。

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D-CALL-NET 顧客情報漏洩か??、



 https://kurukura.jp/safety/190328-21.html

 車に積んだナビと携帯電話回線を通じて、真夜中など、人知れず峠道で自損事故を起こして死にそうなときに自動的にドクターヘリが助けに来るという有料のサービス、D-CALLNETの顧客情報とメールアドレスなどの情報が漏れた可能性があるとニュースに出ていたそうです。

 少し時間が過ぎているので検索しても、そのニュースはすでに何者かが消し去ったのかもしれませんが、トヨタの謝罪情報にはたどり着くことができました。

 確かニュースでは200万件とあったようにもいますがトヨタの謝罪は20万件とありましたので、他のメーカーなどもあったのかもしれません。

 つまりいつでも重大な事故を起こせば助けに来るそうですから、車の所有者や登録番号、電話番号、メールなどすべての情報は完全に掌握しているのは当然のこと、常に追跡しているはずなので、いつどこを走ったかも常に完全にデータとして送受信している、あるいはいつでも検索できるようになっているようです。

 さらに事故が起きたときに衝撃の程度、新しいシステムではドライブレコーダーの動画までネット回線に乗るようですから、このシステムのサーバーに穴があって、亡国がアクセスしていたら、総理の公用車以下すべての契約者の情報は筒抜けとなることは確実です。

 一応、トヨタは情報管理の不備については顧客に謝罪したようですが、情報漏洩の程度が自白だけでは確実とは言えず、サーバーや端末に中華そばやキムチが使われているとほぼ絶望でしょう。

 この素晴らしいシステムが電話回線がつながるところで必ず有効なら、あるいは衛星携帯回線がつながって有効でかつ、情報管理が有効なら、ぜひとも陸自のヘリに搭載しておけばよかったのにと悔やまれるところです。( もちろん冗談です!!お間違えなきよう!!)

 話は全く変わりますが、パソコンやカメラを冷やかしで買うそぶりを見せて検索すると、次から次へと関連の広告がパソコンの画面を埋め尽くしますし、怪しげなアマゾンや銀行からのフィッシングメールが次々と届きます。

 いかにネット社会が危険に満ちた魑魅魍魎の世界かを実感しますので、漏れた情報はこれとこれですと報告されても信じるしかないようです。

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BK117D3 初の海外販売と和歌山412カナダベルから購入、、



https://news.yahoo.co.jp/articles/5e66e97d166fccd916b7849457f3e38c16744188

川崎重工がタイへBK117D3を初の海外販売したというニュースが入っています。

 片や和歌山防災が新しくベル412をカナダベルから21億円で購入し7月から運航開始するようです。

 この二つのニュースは何を意味しているかというと、科学技術と工業力からの最先端の航空機のようなものは自国で開発しないと、まったくうま味はないということに尽きます。

 川崎重工はほほ50年も前、BK117の開発に当たって当時のドイツの会社だったと思いますが、メスサーシュミットベルコウという会社と共同開発を持ち掛けられて、その契約に乗りました。

 その当時以前から国産ヘリの開発構想はあったものの実現できないで、渡りに船と契約し、その結果メインギアボックスなどを設計して供給しその代わりにアジアの販売権を得たようです。

 結果はどうだったというと今回のタイへの販売で、全世界1900機のうち198機を売ったという結果で、これは何を意味するかというと、共同開発の利益は10分の一ということも言えますが、実はアジアでも、特に日本国内ではBK117を優先的に導入させ、他社のヘリが入りにくくする一つの作戦と言えます。

 つまりはほとんど下請けで販売権をコントロールする一つの方策で共同開発という話を持ち掛けて、他の機種が入りにくくするという作戦で、実は自衛隊の100機単位の商戦を狙ったものだったのでしょう。

 さて、和歌山県防災ヘリは同じ412を採用したものの、富士重工から買い入れることなく、本家のカナダベルから21億円という高額な価格で購入していますが、富士重工は自衛隊向けの生産で間に合わないのか、時期の問題かよくわかりませんが、これも商権が絡んでいるかもしれません。

 いずれにしても本家が許さない取引はありえないのですが、純粋の国産ヘリならどこへ、何機売ろうが自由ということになります。

 普通 共同開発なら5分5分か6,4 悪くても7 3くらいだと思いますが9対1程度の共同開発などはありえないでしょう。

 悪く見れば、当時の川崎の開発意欲をそぐために共同開発を持ち掛けて、自力の開発をつぶし、下請け企業として利益の本のごく一部分を与えているとみるほうが自然でしょう。

 三菱もS60のライセンス生産やS92の胴体生産ボーイングの主翼の生産などで国際分業に取り込まれて、自力の開発技術を失っていく悪いパターンのはまっています。

 この国際分業の仕組みは、強者がいつまでも強いまま下請けは何時までも下請けという関係のぬるま湯が続くので、空飛ぶ自動車で一発逆転を狙いところですが、見渡したところ勝てそうにないのが悲しいところです。

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和歌山医大、ドローンで医薬品配送実験、、、、

ドローン

 https://news.yahoo.co.jp/articles/831cb18760bcc15ed721361f89b6a3d9793bde6f/images/000

 懐かしい和歌山医大でドローンによる医薬品の配送実験が行われたというニュースがあり、見覚えのある先生が写真に出ておられました。

 この先生は確か外科の先生で、ドクターヘリにはかかわっておられなかったと思いますが、待機室へよく顔を出されて状ダインを言い合ってくれましたし、しょっちゅう地元のラジオに出て医療解説をされているユニークな方でした。

 普段、ドローンに批判ばかりしているこのブログですが、ドクターヘリを飛ばしている病院で、ドクターヘリに大いに理解のある先生が主宰されている実験運航は多くの点で、お互いに良い結果を得ることができるのではないかと思います。

 関係者がお互いに相手のことを知らないとどうなるかというと、過剰規制でどちらも迷惑し、安全を言い張ってうまくいかない可能性が高いのですが、特にドクターヘリの緊急性に支障となると一方的に言い張ればドローンの出番はないことになりがちですが、うまく共存して飛ばす道は開けるでしょう。

 離着陸場所と飛行ルートを限定し、同じ病院の利便性を生かして、通信でお互いに十分情報を密にすれば、同時運航もできそうです。

 おおむね航空部門の官が主導する安全間隔はあまりに安全にこだわりすぎて、途方もない離隔を取りたがるのですが、同じ病院が飛ばすなら実用性と安全性の折り合いはかないうまく取れそうです。

 良い実験を重ねてうまく実用化できると良いのですが、まだ始まったばかりで前途はそう安くはなさそうで、さまざまな問題点を抽出して、全国の模範となるような実績を残してほしいものです。

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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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