オスプレイ 全機飛行停止、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/65ba245998da783f34d577c0f8978fece0df2cba
米軍は世界中で運用しているオスプレイ全機を飛行停止したと発表したようです。
墜落してからほぼ1週間も過ぎ、左翼メディアは内心遅いといらだっていたと思いますがかなり控えめの報道姿勢だったように見受けました。
普段なら、ギャーギャーと喚き散らすような大きな出来事なのですが、第三者に被害がなく、素人のメディアには激しく追及するほどの知識がなかったのか、原因を理路整然と報道できるだけの知識もなかったのでしょう。
さてオスプレイは今後どうなるのでしょう。
今から遡る事、30年以上前、アメリカからベル社のテストパイロットがユーザーサービスで八尾空港へきて、パイロットからベル社のヘリに対する疑問や質問、希望などを直接聞くという会議が持たれたことがありました。
当時は多分、オスプレイ開発の最終段階で、部門が違っても、テストパイロットならいろいろ知っているだろうと、拙い英語でちょっと聞いてみたことがありました。
飛行機モードで長いプロペラを前方に向けて飛んでいて、着陸のためヘリモードに変えようとして動かなくなったどうするのだというのがその質問でした。
緊急脚下げのハンドルのようなものを回すのかとも思ったのですが、答えはプロペラの向きを変える油圧系統はエンジン駆動が2系統、電動ポンプ系統が1系統、計3系統あるので、同時に3つとも故障することはありえないので、必ずヘリモードに変換できるというのがその答えでした。
今回の事故では飛行機モードからヘリモードに変えてすぐに、片方のプロペラの推力がゼロとなって、ロールを打ったようですから、飛行機モードのまま、プロペラを破壊しながら、飛行機のように強行着陸すれば、死ぬことはなかったかもしれません。
御巣鷹山のジャンボはしっぽのところに3系統の油圧ホースが通っていて、全部切れて操縦不能になって墜落しましたが、大型ヘリは2系統はしっぽまで行っているものの、1系統はローターだけを動かすようになっていて、最悪何とか着陸できるようになっていますので、ヘリのほうが進んでいるということになります。
さてオスプレイの今回の事故の内容は墜落直後からほぼわかっていて、今後どのようにするかは、メーカーの技術者を含めて軍や政府など全員集まって協議したことでしょうけれでも、有効な対策が決められないまま、飛行停止せざるを得なかったのでしょう。
オスプレイよりいち早く、ほぼ50年も前から開発をはじめ、ベル社がオスプレイに集中するためにイタリアのアぐスタ社に譲ったAW609はいまだに実用化できず、下手をするとこのままオスプレイとともに消える運命にあるのでしょうか。
AW609は20年ほど前には実用化が近いと、売り込みもあったのでぜひ乗ってみたいと思っていたのですが、運がいいのか悪いのか、もし乗っていたら今まで生きていなかった可能性も高いかもしれません。
パイロットは乗る飛行機の種類によって運命が決まり、下手をすると最新鋭機と運命を共にする可能性があります。
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クロネコヤマト 専用貨物機 4月に就航、、、

(一発目の接地はちょっとへたくそでしたね!!)
https://news.yahoo.co.jp/articles/45bec96d11a217e44d38f27bcf30a7b6491b56f5
クロネコヤマトが専用貨物機として導入し、4月から運航を始めるエアバスA321ceo P2F貨物機が就航する北九州空港に着陸したニュースが出ています。
国内では過去に佐川などが専用機を導入することを目指しましたが頓挫しています。
そのまた大昔には農水省が農産物を空輸するための農道空港とやらを何か所も整備し、小型機で消費地へ飛ばそうとしましたが、航空運送法規類を知らない、都会に着陸できる空港がないなど全く無謀無知の行政は予定通り頓挫しました。
今回はトラック運転手の時間外労働を規制する、24年問題でトラック運送に支障が出ることを見越した作戦だそうですが、この作戦は限定的となり、大発展はないでしょう。
なぜなら日本は見かけによらず航空後進国で、身体障碍者のような運航しかできない国だからです。
その理由は航空運送会社が国家主導の大手2社しか存在が許されていないことで、普通の競争ができない独占禁止法抵触ギリギリの許認可となっているという事情があります。
今回のクロネコの機体もJALが運航整備するようですから、国際価格の倍程度はかかることでしょう。
もう一つの障害は、空港が障碍者で航空会社と権利官庁と、周辺住民の一方的な権利主張で、夜間はほとんど飛べない運用時間に設定されていることです。
さらに物流が集中する大都会の大阪や東京の空港は定期便の優先で貨物専用便はほぼ、希望する時間や回数が確保できないでしょう。
今回、クロネコがJALに依頼しないで独自に運航することを決めていたら、ほぼ空港の着陸権は確保できなかったでしょう。
今回の専用機導入がうまくいくと、同業他社を含めて、全国的な貨物専用便の拡大の需要が爆発する可能性はありますが、地方空港の夜間、深夜運航は絶望的で、東京大阪も着陸には限度があると規制するでしょうし、他社はANAに一社程度が後追いする程度でしょう。
今回の航空輸送はトラック便の2倍か3倍程度のコストがかかるのではないかと思いますが、トラック運転手の給料を倍にしてもまだ航空便より安いと思います。
100か所以上ある空港が夜間寝ているようでは、日本の航空輸送の拡大はみこめないでしょう。
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ドクターヘリと騒音被害、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bbf8831c11a12df69b45dd3a9cc923ca96f835c
青森市で県病院と市病院を統合した新病院を新たに建設するにあたっての設置場所選定で、ドクターへりの騒音被害と交通アクセスが検討課題となるというニュースが出ていました。
全国で50機以上が運航しているドクターヘリの現場でドクターヘリの騒音が公式の問題となって、裁判沙汰になったり、ニュースで取り上げられたことはあまり聞かないのですが、どうなのでしょう。
私が知っているメデイアで取り上げられたことは1件だけ知っていて、和歌山医大のドクターヘリを取り上げた新聞記事で、病院の近くに住む小さな赤ちゃんを持つ方が、お昼寝の時起きてむずがって困ったということを取り上げていました。
これは飛ばし記事の典型例で、本当にこのような発言をした主婦がいたかどうかは怪しいと思いますが、では解決策はドクターヘリは飛ぶなとも書いていなかったようです。
大阪ドクターヘリの開始に当たって、地元の自治会との打ち合わせに出た経験があって、騒音でご迷惑をかけますがなるべくうるさくないように飛びますと発言したところ、自治会長さんがそんなことは一切気にしないでどんどん飛んでくれと言われたのには驚きました。
伊丹空港の騒音被害や航空自衛隊基地の騒音被害に比較したら、かわいいものですが、メディアが煽るととんでもないことになる可能性がありました。
このような風潮で、ドクターヘリを飛ばす基地病院の管理者はほとんどがメディアや地元に異常に気を使いすぎて、うるさくないように垂直に高くまで上がってから目的地に向かってくれとか、深い角度で着陸してくれとか、危険性が高くて騒音被害が大きくなるような飛び方を強要するしまつで、しかも運航会社はそれに従っているようです。
ヘリのように比較的騒音の小さい航空機は、一点に長く被害が出ないようにできるだけ早く通過すること肝要で、いつまでもうろうろ旋回したりしないことが重要です。
また青森では一日10回も飛ぶと嘘を言っているようですが、そうなると1年間に3500回で一番多い豊岡の倍も飛ぶと嘘を言っていますが、高齢者がいなくなってくる青森なのでは今度どんどん飛行回数は減る傾向で、一日に1回が平均で多くて2回程度しか飛ばず、一日に3分程度のヘリの音は3,4回する程度でしょう。
つまり、ドクターヘリ基地病院建設に騒音問題はほとんど気にしなくてもよいと言えるのですが、運航するほうとしては安全に、無駄なく、迅速に飛ぶことが患者にも周辺の方たちにも、運航者にも大きなメリットとなるので、基本は崩さないないほうが良いでしょう。
まして狂ったメディアいうようなことは正論できっぱりと否定しておかしなことを言わさないようにするべきでしょう。
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実用化段階の無人機

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111200214&g=pol
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d66f240bf00703388d032678787990c9f4360f
海上自衛隊の鹿屋基地で飛ばしていた米軍の無人偵察機は嘉手納に移転することが決まったようです。
同じように八戸基地で実験運航をしていた海保の無人偵察機は北九州空港へ移転することが決まり、実用運航に入るようです。
いずれも中国北朝鮮が対象国で、戦争で体力が落ちたロシアは列外になって、尖閣列島を含む台湾の周辺を主ににらみを利かせるようです。
鹿屋では着陸時に滑走路を飛び出すトラブルがあったようですが、これはこのブログでも取り上げたように、自動着陸ではなく、自動装置がトラブった時に備えて、オペレーターの訓練のための手動着陸で失敗したのでしょう。
海自の対潜哨戒機や海保の偵察機が実際の仮想敵国の船舶の調査で万一撃墜されるという事態もある中、無人なら安心して偵察できるということと、複数の機材で24時間飛ばせるという利点が有効でしょう。
すでにこのようなものが完璧に実用されている中、無人ドローンや空飛ぶ車など多くの機種が実用化に向けての生みの苦しみの真っただ中で、果たして使えるようなものがいつになったら出てくるのか楽しみであり、また不安でもあります。
電動にこだわるのは、CO2削減地球温暖化防止などと、偉そうなことをそろって言いふらしていますが、実はモーター駆動の4枚以上のローター構造が、一番制御が簡単で開発費がかからないためで、貧乏人の浅い知識の開発がそう簡単にいかないでしょう。
航空機の無人運航はすでに数十年前から実用化していて、その機体を飛ばす全体のシステムをどうするかが今の課題なので、万博会場と3キロ先の埋め立て地の間を飛ばす程度のことで、地上の渋滞解決の切り札などと大ぼらはやめた方がよいでしょう。
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自衛隊機が民間空港で訓練、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/6466d3c17ad4d9b8f8c4aea662895f07477025f5
岸田総理がアメリカで習近平にまともな話をしたらしく、中国のブイを撤去しろとか、いろいろ発言して周りは何が起きたのかと驚いている中、自衛隊の戦闘機が奄美空港や岡山空港で訓練したそうです。
日本が中国から尖閣や沖縄への侵略を受けた場合、敵は中国軍そのものより、日本国内の中国人はじめ、親中国のメディアや野党、左翼系労働組合員などが主要な敵となる可能性が高いと一部で言われているようです。
その中でも一番危険なのは、中国べったりの公明党でその公明党が何十年にもわたって国土交通相を独占していて、その影響は国土交通省担当の航空行政や海上保安行政にそれとなく出ていることは否めないでしょう。
尖閣の海保の対応は総理、国交相、海上保安庁長官の指揮下にありこれらの指揮系統の方針から一歩も出ることはないでしょう。
また、航空行政は、国土交通相から航空局長の指揮下にあり、実質的に自衛隊戦闘航空機が民間空港を使用することは一切認めない中、米軍は青森空港へどんどん緊急着陸と称して着陸しています。
沖縄尖閣防衛のかなめとなる航空防衛で、国土交通省が管理運営する民間機訓練空港は滑走路にカビが生えるほどしか着陸機はない中、防衛拠点として戦闘機の部隊が駐在して中国ににらみを利かせる好条件の立地といえるでしょう。
このような、国土防衛には我関せずの中国べったり公明党が航空行政のトップを何十年も続けている中、民間空港への訓練を認めたのは、いったい何があったのでしょう。
この原因はとりもなおさず、中国経済の凋落で、弱い者には強く出るという、合意があったということが想像できます。
大阪万博の逆風も原因は中国経済の凋落やウクライナ戦争のロシアの大苦戦などのように、世界の風向きが大きく変わりだして、日本の態度も強くなってきたようです。
変化が起きるときは得てして危険性が増すという恐れがあり、国際的にきわめて弱い態度の日本が変わってきている可能性があり、要注意でしょう。
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