空中衝突で奇跡の生還、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/cc39ee2ed3fe1ce9c3dc522f6effdc758364076f

 ニュースによると12日アメリカデンバーで双発小型貨物機と、シーラス22小型単発機が空中衝突し、双方の3名が奇跡の生還を果たしたようです。

 単発機は背中にパラシュートが装備されていて、これがうまく開いてパイロットと乗客1名は無事だったそうです。

 双発小型貨物機は写真のように胴体中央の上の部分が吹き飛んだのですが無事着陸したそうです。

 確かシーラスはアメリカから韓国へ納入する長距離のフエリーフライト中に鹿児島県でパラシュートを開いた事故があったと記憶していますので、画期的な救命装置が有効なことをまたも立証したようです。

 貨物機はフエアーチャイルド社の双発の小型旅客機ですが、この写真と似た事故例はハワイで確かボーイング737が衝突ではないのですが胴体上部が吹き飛んで緊急着陸した事例があります。

 旅客機の胴体の上部には強固な構造部材があまり無いようで、薄いは張りぼて状になっているようで、着陸まで持ちこたえたようです。

 また事故の状況は着陸態勢にはいっていた貨物機と単発機がぶつかったと報じていますので、通常は着陸機が優先されますが、大空港のデンバーは滑走路が何本もあって、優先順位や位置関係は複雑なものがある可能性がありそうです。

 アメリカでは空中衝突事故は珍しくありませんが、航空後進国日本でも10件以上起きていて、一番多いのがヘリコプター同士のもので、取材中や農薬散布中など狭い空域に複数機が集中する場合により危険性があります。

 旅客機が絡む事故は162名が亡くなった雫石事故と瀬戸内海上空で新聞社と確かYS11が接触した事例がある程度です。

 空飛ぶ自動車開発研究者にはシーラス22のパラシュートをぜひとも装備するように勧めたいのですが、重くなって飛べないかもしれません。

 ドクターヘリや防災ヘリは通常単機行動なので特別に空中衝突の危険性が高いことはありませんが、大災害などで多数気が集中する危険性があり、またその場合、飛んでいる多数機すべてのパイロットが、飛行空域にほとんど慣れていないこともあるので危険性が高くなることでしょう。

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ヘリコプター 搭載燃料 重量、パワー、、、

豊岡ドクターヘリ (6)

 昨日の記事は計器で読めない速度や高度、パス角、沈下率、減速率、降下率などについての記事でしたが、今日は燃料や重量、パワーなどについての内容となります。

 ヘリコプターの性能は乗用車のように満タンにしても満席にしても運転上の加速などにはあまり影響のないものとは違い、大型トラックのカラ荷と満載の差以上にかなり微妙なものとなります。

 岐阜県の防災ヘリがアルプスでの救助中に墜落した原因は当時の救助場所での重量がホバリングできない重量で、高度上昇による空気密度の低下によるもので,使用可能なエンジンパワーを100%使ってもホバリングできない状態だったことによるものですよるものです。

 車の場合は乗用車トラックとも、満タン、満席、搭載制限いっぱいでも、加速が少し悪かったり、急な坂を勢いよく登れない程度であり走れないことはないようです。

 ところがヘリの場合は重量と高度の関係で、ホバリングできなくて落ちるということが普通に起こりますので、パイロットはどの程度の重量でどの程度の高度ならどのようになりそうかを体感で理解できるようになっておく必要があります。

 離陸前にマニュアルの性能表を引くと正確にわかりますが、性能表に現れているものを実際に体験でわかるようになっておく必要があります。

 物資輸送では毎回飛び始めるときの燃料は同じ量を積んで、装備品も同じなので、吊り下げる重量で常に体感でパワーの状況を体感出来、基本的な性能を理解し、重量の増減や高度や風による影響を長期間のフライトで正確につかむことが出来ます。

 ドクターヘリの場合は装備は毎回ほぼ同じで、出動エリアの広さなどで、搭載燃料も同じ量にすることが多いようです。

 つまり出発の時のパワーの効きはほぼいつも同じで、あとは風の影響だけとなり、ランデブーポイントでの患者の重量などで性能の変化を体感して自分の体感を会得していきます。

 平常時の運航の積み重ねで、重量や標高などでの限界値を予測できますので、岐阜県防災ヘリのような事故はかなりの確率で防ぐことが出来るようになります。

 本来なら最大重量や最高標高、最大風速制限などを体験しておくことが重要なのですが、かなりの危険性も伴いますので、やはり日常の運航から限界値を予想し、知識として会得することは最低限必要でしょう。

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東京都知事 大阪のコロナ患者、ヘリで受け入れ??



 https://news.yahoo.co.jp/articles/b3eb1f314af854aea58b60eb208c4ca93c7b41b6

 タヌキばあさんこと小池東京都知事が要請があれば、大阪のコロナ患者を都の消防ヘリを使って府中の都立総合医療センターで受けれる検討を始めたというニュースが流れています。

 彼女特有のいつものパフォーマンスを思いついて検討させているようですが、各方面から避難ごうごうと言う状態のようです。

 この話を聞くとコロナが中国での感染拡大が始まった当時、都が備蓄していた医療用の防護服を、師と仰ぐ親中派の自民党の二階幹事長と相談の上、何十万着も中国さまへ献上してしまい、その後の日本国内での感染拡大で、東京の病院では大変困ったということを思い出します。

 彼女にはあまり頭のよくない様々な取り巻きがいて、つまらないことを進言し、それを利用して支持率を上げるためにあまりよく考えないで公表してしまう悪い癖があるようで。

 非常事態宣言が発令中で医療がひっ迫している大阪府から、他の地域へ患者を受け入れてもらうのは、少なくとも同じ非常事態宣言が出ている他府県はまずいでしょう。

 まずは非常事態宣言が出ていない医療体制に余裕がある県に送るべきで、受け入れるなら多くの都民が非常事態宣言で日常生活、経済活動を大きく制限されていることから改善することに全力を挙げるべきでしょう。

 ヘリコプターを使用することは良いのですが、パフォーマンスのためにとのヘリを使うと言っているようですが、一部にはドクターヘリを使うという話もあったようで、これとて自分が目立ちたい、パフォーマンスの匂いがプンプンします。

 ドクターヘリは初期治療の手遅れで命を失う、事故急病の患者さんにいち早く救命処置をして命を繋ぐ目的で飛んでいますので、基地病院から2時間も遠くへ飛ぶことなどは目的から大いに外れますので、絶対にするべきではないでしょう。

 大阪から他の場所へコロナ患者をヘリで搬送する場合には、主治医が大阪にあるヘリに必要十分な医療器材資材を搭載することを指示し、担当医や看護師が天候や患者の容態を見て最適な時間に搬送を始めるべきで、東京のヘリをそのために必要以上に長く拘束しることはやめるべきでしょう。

 東京消防庁のヘリを使うパフォーマンスは必要はないでしょう。

 コロナが一番経済活動などに悪い影響を与えている地域は、大阪ではなく、人口も経済活動も集中している東京であること自覚して、他府県に余計なおせっかいをしないで、自分の地域のコロナ禍の改善をどうするか考えることが知事の職務で、タヌキばあさんは総理でも功労大臣でもないのですから、余計なことをしている暇はないでしょう。

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ドクターヘリ第一人者の転進、、、

電発パト (2)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/56e120f9d54e0b2ba96a9462c33592353d0613b8

 無断で写真を掲載させていただいているのは、ドクターヘリパイロットから政治家に転身した吉峰君で、元後輩で一時期、自分の下にいたことがありました。

 一番前にいるのは釧路の先の厚岸出身で今は北海道でドクターヘリを飛ばしている荒川君です。

 詳しいいきさつは聞いていないのですが吉峰君は今は沖縄の那覇市会議員として活躍しているようです。

 最近 ドクターヘリの第一人者、千葉北総病院で活躍されている松本先生が千葉13区から自民党の衆議院候補者に決まったそうです。

 自民党の候補者公募に応じて医療の課題を政治の場で解決したいという意気込みが評価されて候補者に決まったそうです。

 13区は野党の立憲民主の比例復活議員 宮川氏が強いと言われているので、厳しい選挙が予想されるそうです。

 さて ドクターヘリの医師には有名な方が多く、第一人者は誰かと言うことはかなり意見が分かれそうです。

 自分は主に関西だったので第一人者と言われる先生たちとはあまり交流がなかったので詳しいことはわかりませんが、北から八戸の今先生、北総の今回の松本先生、浜松の岡田先生 豊岡の小林先生、岡山の小浜先生、長崎の高山先生 和歌山の篠崎先生などなどそうそうたるメンバーです。

 ドクターヘリは導入からすでに20年も経過していますので、最初に導入されて軌道に乗せた功績のある先生方も数多く転身されているようです。

 人間の仕事人生長くて50年、自分の40年ほど航空界でパイロットとして飛ぶ人生を送りましたが、10年程度ごとに仕事の内容が変わったことが新しい刺激として、自分を向上させる原動力となったように思います。

 10年程度の区切りごとに求める、新しい挑戦はなかなか良いものでした。

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空自 F2 あわや 空中接触、、、

空自時代スキャン (204)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/775be18132d75b71b28d2e2b7004c0e220277ebf

 空自築城基地所属のF2が民間人のカメラマンを乗せて飛行中、山口県上空で空中接触し、1機の垂直尾翼のライトが脱落したものの、2機とも無事基地へ帰投したそうです。

 航空自衛隊の戦闘機は常時密集した編隊で行動することが多く、おおむね3年から5年程度に一回程度は接触事故を起こし、最悪墜落したり、パイロットが殉職と言うことが起こります。

 自分の同期生も生涯において2回の接触事故があり、1名は殉職しています。

 ただ それは訓練中の事故で、今回のようないわゆる訓練任務以外のことで事故が起こるのはある意味不祥事とも言え、厳に戒めなければならないでしょう。

 全くの想像ですが、カメラマンを乗せた機体が被写体の機体に対して、右上あるいは逆に左上から逆方向への移動中、カメラマンにサービスしすぎて至近距離を通過するときに、パイロットの視界から死角に入った、腹の下を通過するときに、に垂直高度差が接近しすぎて、かすめたのでしょうか。

 100億円以上の機体をこのようなつまらない任務で落としたりしたら目も当てられません。

 あまりに簡単な、またつまらないというか、新米を配置して飛んでやって来いとでもいう意識で飛行させ、死亡事故にでもなっていたら飛行隊幹部の首が飛んだことでしょう。

 垂直尾翼の先のポジションライトが飛んだだけで済んだことは、本当にラッキーであったとしか言えないでしょう。

 この幸運に感謝し、意識を引き締めて任務に集中してほしいものです。

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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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