元日航機長評論家氏 ボロカス!!

ゼレンスキー

 https://news.yahoo.co.jp/articles/73765075b90d213595cdf81c8396ea3269cb3fc4?page=1

 ウクライナのゼレンスキー大統領がフランスの機体に乗って飛び立って広島に着くまでの間、フライトレーダー24というネットのサイトでだれでも一部始終追跡ができたようです。

 そのことがニュースでも取り上げられて、中国の領空を通過したとか話題になっていましたが、元日航の機長で航空評論家のS氏が暗殺対象世界一二の重要人物ウクライナの大統領の乗機のセキュリテイ上問題が大きいと記事を書いていたそうです。

 もちろん米大統領のエアーフォース1はフライトレーダー24には映らない方式だとか日本の政府専用機はどうだとか、知ったかぶりを書いていることが、ネットのコメント欄でマニアにボロカスに集中攻撃されていました。

 よく知らないことは偉そうに高説を垂れないことだなと自戒を込めて読ませていただきました。

 元日航の評論家にはK氏というこれも、私が評価するにはトンデモ評論家がメディアには一番よく出ていて、次によく出るのがこのS氏で、K氏よりはかなりましな評論家だと評価していましたが、知らないことは偉そうに言うべきではないと、自分も反省しています。

 このフライトレーダーというサイトは和歌山でドクターヘリに乗っている当時ですからすでに15年以上前に自家用ヘリを所有している友人から教えてもらって、見ることを勧められたのですが、他人がどこを飛ぼうと興味がなかったので全く見たことはありません。

 一応軍用機に乗っていた経験があるので、民間のトランスポンダーとは一味違うSIFを積んでいたので、その後の発展のステレスとか衛星とか入っているのでよくわからないのですが、S氏も基本的な知識がないのに、大統領などの乗機のセキュリテーについて余計なことを言うべきではなかったようです。

 ゼレンスキーのフランス機が丸裸で飛んできたのは、戦争を100回以上経験している野蛮国家ですから、隠そうと思えば完璧に隠密で飛べたことでしょうからそれなりに合理的な理由で、裸で飛んできたということでしょう。

 またロシアが撃墜すればただでは済まない危機で、相応の反撃はあるでしょうし、核攻撃で、一瞬にロシアを消し去るか、下手をすれば第3次世界大戦勃発の可能性すらあるでしょう。

 最近大評論家、k氏はあまりテレビで見なくなりましたが、これでS氏の出番もガタ減りとなるのでしょうか、それともテレビ新聞は超権威主義なので、日航の大キャプテンならだれでも騙せると、畑違いのヘリの事故の時でもトンデモ評論をしていましたので、コリャだめだというようなことを見受けました。

 ヘリの事故ならこの自分に聞いてくれば良いのにと、たまには自惚れるのですが過去にどこかの新聞から電話がたった一回だけ聞いてきたことがありました。 調子の乗って墓穴を掘らなくてよかったのですが、、、、

 それより、某県警の捜査一課の刑事が航空事故刑事責任の捜査で意見を聞きに来たことがあり、これはマスコミより100倍まともでした。

 今回の記事 書き放題のブログに警鐘と受け止め自戒することとします。

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日本テレビ取材ヘリ 読売新聞が運航へ、、、

日本テレビ

 https://news.yahoo.co.jp/articles/8b9086bf788dabe0d1eefce00e0eb165be1f881a

 東京キー局の日本テレビがAW169を導入し、来年4月から読売新聞航空部が本格的に運航することに向けて、1日から飛び始めるということだそうです。

 先日も同じような記事を書いたばかりですが、名古屋のメーテレもAW169を導入し朝日新聞が運航を始めたそうです。

 日本のテレビ報道ヘリはヘリ運航会社が所有して、運航を請け負う航空機使用事業からヘリを所有して自社で運航する自家用運航に代わるようです。

 使用事業のヘリを雇うメリットは運航のプロが飛ばすということと、点検整備や事故などで飛べないことはなく、代わりのヘリを持っているということと、事故やトラブルが起きれば運航会社の責任になるので、テレビ局は被害者という立場となるメリットがあります。

 逆にデメリットは経費が高いということになります。

 メリットは 自家用にして、系列の新聞社とヘリやパイロットなどを共有すると、経費が半分になることとに尽きるでしょう。

 大昔はヘリ運航会社は多くのヘリを所有して、各業種でどんどん飛んでいましたので、運航技術は自家用運航に比較して高かったということが言えそうですが最近は飛ばなくなっているので、あまり変わらなくなっているかもしれません。

 ヘリコプター自体は技術的に大変進化して、点検整備が簡略化していて、しかも故障が少なくなっているので、トラブルで飛べなくなる可能性が低く、高級な整備技術が必要となる場面が少ないということも自家用に向いていると言えるでしょう。

 新聞社が必要な運航要員のパイロットや整備士をうまく採用して、技術力を維持していけるかが、今後の課題となりそうですが、一般に、ヘリ運航会社より新聞社のほうが処遇が一段上だったので、比較的採用には困らなかったようです。

 ただし新聞社、テレビ局の業績の低下によって処遇を維持していけるかどうかもやや不安が残りそうです。

 最近のニュースで、ほぼキー局や準キー局のヘリの更新と、自家用運航への移行はほぼめどが着いたようですので、今後 ローカル局の取材ヘリがどのように変化していくのか気になるところです。

 いずれにしても取材ヘリは非常に高くつく代物ですが、かと言って無ければ話にならない大事なものなので、各社苦しいところでしょう。

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H3ロケット 打ち上げ失敗(2)

H3失敗

 https://news.yahoo.co.jp/articles/807c65f8ee03b7fe90e5d4cf0a9c4306806c9195

 H3ロケット打ち上げ失敗のニュースが気に入らないと、発信元の共同通信以外の全メディアが三菱をかばい、自らロケット事業を行っている堀江隆文氏も共同の記者を評してどれだけひねくれているのだとこき下ろしています。

 MRJに開発に際して全メディアが提灯記事で持ち上げ挙げて三菱をかばい続けた結果が1兆円をどぶに捨てさせたということを全く反省していないようです。

 メディアが三菱の言いなりの提灯記事ばかりでなく、正しく批判する記事を流していたら、ずるずると1兆円もつっこむ前に正しく軌道修正して、早めに撤退するか、本腰を入れるか正しい判断ができたかもしれません。

 国費が投入されている新規開発事業には是々非々で正確に報道するべきで、調子のよい記事ばかりを垂れ流して国民が誤った判断をするような記事は現に慎むべきでしょう。

 今回の発射の中止は昨日の記事にも書いたように、何らかのトラブルがあって、ブースターへ送る点火指令が出なかったことが発射が中止された原因なので、すでに分かっているならそのトラブルが何かを公表するべきで、わからないならわからないと言うべきでしょう。

 私が最初に取り上げた、メインエンジンの回転数と排気温度はエンジンの出力を表す数字なので、推力が異常ということなら必要な出力が出ていないということになり、ブースターに点火して飛べば予定の軌道に乗らないということで失敗となります。

 私は取り上げたように推力以外のパラメータの異常も点火指令を止める条件であるのかと思っていたのですがどうも推力だけのようです。

 メインエンジンの点火始動と同時に白い煙が海面方向へ誘導されて吹き出す様子がテレビ中継で放送していましたが、一舜煙の勢いが弱いと思ったのですが、もちろんそれはブースターに点火していないからか、それともエンジンの出力が十分出ていなかった可能性もあるのでしょうか。

 三菱とJAXAはメインエンジンの出力が十分上がらなかったことを知っていて隠しているような様子が見て取れるのですが、ほかの軽微な問題で打ち上げを中止したのかどうか程度は発表するべきでしょう。

 ほかのネット情報でもメインエンジンの出力が十分でなかったのではないかということを書き込みしている方がいましたが、もしそれが真実なら、相当重大なトラブルで、当事者としては隠したい気持ちがわからないではありませんが、公費を使っている以上を少しくらい不利でも正確に公開するべきでしょう。

 MRJは新素材を使った主翼と胴体の結合部分に強度不足の致命的な設計ミスがあって、初期のテストフライトで異常振動が出て、大きな設計変更で費用と時間がかかり、しかも重量が大幅に超過し、結果的に開発に失敗したといううわさがあったようですが真実はよくわからないようです。

 今回のメインエンジンの出力不足はそれに匹敵するような重大な故障で、下手をすると開発自体が吹っ飛ぶような致命的な失敗になるかどうか、素人ながら心配してしまうのですが、三菱JAXAはぜひともそうではないという情報を開示してほしいものですがいかがでしょうか。

 何が原因でブースターへの点火指令が出なかったのかくらいは公表するべきだと思うのですが、何らかのトラブルがあったのでブースターへの点火を止める指令が出たので失敗ではないなどとマスコミに言わせるような姑息なことはやめるべきでしょう。

 最近のマスコミ、メディアはろくなものではないようです。

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脅迫台風14号 衰えながら通過中、、、



 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/

 またしても気象庁とメディアがグルになって国民を脅迫して、危険だ危険だと言っておけば許されると責任回避の予報がまたしても外れたようです。

 過去に経験したことがないような強い台風の強風は場合によっては瞬間最大風速が70メートルに及ぶ恐れがあると全国民を脅した脅迫予報はほぼ外れたようです。

 過去に経験したことがない強い台風が屋久島の直情を通過したとき、過去には南端にある国民宿舎の南の海に面した展望風呂のガラス窓がすべて割れ江吹っ飛んだそうですが、今回の屋久島の瞬間最大風速は50メーターと記録したそうです。

 この時点で台風は急速に衰えている状態を、各地のアメダスの風のデータの様子が示していると思いますが、気象庁はこの後、過去に経験したという言葉と、70メートルは知れっと引っ込めるのでしょうか、今度は右半円の東風が宮崎県、大分県地方の吹き上げの東風による大雨注意に知れっと切り替えています。

 スーパーコンピュータは全く計算能力がないのか、計算のためにデーターの入れ方がまったくなっていないのか、予報の仕方があまりにあてずっぽうで、外れて方針を変えるならはっきりと国民に分かるように示すべきでしょう。

 危険だ危険だ命を守る行動を取れといつもいつも言っていれば良いというのは大間違いで、正確に予報するべきでしょう。

 予報が外れてよかったかもしれませんが、過去に経験したことがない台風で1軒の家屋も倒壊しないことなドありえないでしょう。

 地震の予測、火山予測、で外しまくり、台風でも同じで、天気予報の当たる確率は60%なら毎日晴れと予報しておけば60%です。

 今年は梅雨明け宣言も外し、後日訂正したそうですが、さて、怖い怖いの脅迫予報はメディアと結託した自己安全運転と思えるのですが、どこかに反旗を翻すまじめな気象会社が現れないものでしょうか。

 しかし、台風予報ははずれてよかったです、、、、、この程度の台風は過去に例がないどころか、何度でも来ています。

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一般化するか、ヘリ用語 「 予防着陸 」、、、

オスプレイ

 https://news.yahoo.co.jp/articles/c9a128adec13be90896f3c1c354f9d25d97f7ace

 メディアが伝える、またしても!!という前置詞で始まるオスプレイのトラブルですが、仙台空港に着陸した米軍横田基地所属のオスプレイは確認整備が終わり無事横田へ向けて離陸したようです。

 昨日の長崎空港のR44のインシデント事例は、空港でのヘリコプターの運航方式はヘリコプターの特性を生かして自由自在に飛ぶことを許すか、はたまた航空機なのだから空港周辺の運航は一から十まで固定翼機と完全に同じでなければならないかという命題の捉え方とルールの設定の仕方の問題で、ヘリの側の人間は自由にさせろという意見が多いようです。

 今日の話題の予防着陸という言葉の意味内容はオスプレイを含む、垂直離着陸可能なヘリ特有の用語で、その意味が理解されてきて、メディアでも一般に使用され始めたということは喜ばしいことです。

 予防着陸の意味はヘリコプターが飛行中、機体の故障や急な悪天候に遭遇した場合、直近の安全な着陸できる場所へ着陸し、天候の回復を待機したり、機体の故障の場合にはより重大な故障に発展する前に着陸して故障個所の確認や修理作業を行って、より安全な運航を期するために行う臨時的な着陸のことです。

 このような予防着陸という行為はヘリコプターだけに可能な最大最良の特性なのですが、最近までメディアを含め一部航空行政の間でも理解されずに緊急着陸と称して、大騒ぎするような傾向があって、このような着陸事例に際してヘリの安全上の最大特性をないがしろにするような態度が見受けられました。

 いわく、なぜそのようなところへ着陸したのかとか、離陸するには場外離着陸申請をしろとか、許可を出すまで飛ぶなとか、予防着陸をしにくいような傾向があり、現実に予防着陸をためらって事故になって死亡する事例まで起きています。

 特に米軍、自衛隊のヘリに対してはこのような態度のメディアが多く、そのような世間の目の中でも予防着陸をためらわないパイロットや運航関係者の行動で、最近は予防着陸という言葉が認知されてきたようです。

 予防着陸をするパイロットの着陸場所の選定眼や障害物や着地場所の条件に応じた着陸技術が確立されていない新米のパイロット、技量未熟なパイロットにとっては、予防着陸が相当な難関なので、日ごろから過保護で柔軟性のない日本のヘリコプター運航環境では米軍と同じようなことは難しいでしょう。

 つまり 空港の誘導路から滑走路と平行に離陸しただけで、重大インシデントだと騒ぐあほな航空f行政の下では、適正な予防着陸などできるパイロットは育たず、故障や悪天候のまま飛行を続けて事故死しても当然と言えるでしょう。

 予防着陸はヘリパイロットにとっては最大最良の運航判断能力、操縦技術の見せ所で、予防着陸が5分遅れたら死んでいたなどということはいつ起きても不思議はありません。

 予防着陸という概念が一般的に知られるようになってきたことは大変良いことですが、滑走路と平行に離陸しただけで重大インシデントだと騒いでいるようでは先が思いやられます。

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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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